やりたいことを仕事に生かす | Will-Can-Must:私のWillの育て方
やりたいことを仕事に生かしたい!って誰もが思うことですよね?
しかしサラリーマンをしていると、どうしても自分が「やるべきこと」(Must)や、「できること」(Can)に集中しがちではないでしょうか。
「やるべきことをやってこそ、一人前の社会人だ。」「やるべきことをやって、できることが増えてこそ、初めてやりたいことができるんだ。」そんな言葉を耳にしたことは、皆さんも一度や二度ではないと思います。
やりたいこと(Will)は、どうしても置いてきぼりにされがちです。
でも、私はそんな「Will」こそ最も大事にしてしていきたいといつも思うんです。Willの優先度を高めた上で、できることを増やしていって、それが結果的にすべきことの範囲(つまり自分の責任範囲や守備範囲)がどんどん広がっていければ理想じゃないでしょうか?
そんなことを言うと、皆さんからは次のような質問が飛んでくるでしょう。
「うん、それはそうなんだけど、どうやって?」
今日はこの問いに、私なりの経験や実践を交えてお答えしてみたいと思います。少しでも皆さんのヒントになれば幸いです✨
所感:またやっちまった^^;
いきなり何のこと?って思われたかもしれませんねw いや、ほんとこのタイトルの通りなんです。はい、、やっちまったんです、またw
なにをでしょうか?
私の会社で新たに立ち上がったイニチアチブ(全社的な取り組み)にまた手を挙げちゃったんです。後先考えずw
私の会社では時折、イニシアチブが立ち上がるんですが、先月もとあるイニシアチブの立ち上げで、全社員(1,000名以上)に向けてメンバー募集があったんです。
このイニシアチブは、企業としてもっと顧客(私のいる製薬企業にとっては患者さん)や地域社会とのつながりを強化していこうといったものなのですが、私は瞬発的にそのメンバー募集に飛びつきました。
実はこのような経験、私の場合、一度や二度ではないんです。しょっちゅうなんです。新たなイニシアチブが企画され、それが私の興味のアンテナに引っ掛かれば、とりあえず何も考えずに手をあげてしまう癖が以前から私にはありました。
しかも私には既に手挙げで参加しているダイバーシティー&インクルージョン(D&I)の活動もありました。そんな状況下でまた手挙げしちゃったんです。^^;
まとめると、会社における私の仕事の現状は今こんな感じです↓
・ 本業
- トレーニング
- パートナー企業との連携構築
- 部門の課題に関するプロジェクトマネジメント
・ D&Iの活動
・ 今回新たにはじまる活動
上司や周囲のメンバーからは、「本業もあるのに、こんなにたくさんの役割できるの?」と言った声をいただくのですが、私は次のように答えています。
「できるか、できないかじゃないんです。」
「やるか、やらないかです。」
「私は、やりたいから、やるんです。」
バカです。カッコつけです。痛いくらいにビッグマウスになっているんです。しかし私は、心から底からこう思うんです。だって、会社の中で本気でやりたいなって思えることに出会えるのって、そんなにないじゃないですか?CanやMustのように。
過去の経験から今の自分を紐解く
私が昔からWillに注力してきた人間だったかというと、実はそうではなかったんです。いや、むしろ内向的な性格の持ち主で、やるべきことをしっかりとこなそう的な人間でした。
しかし、高校時代のとある経験がきっかけとなり、私はそこからどんどんと行動をWill優先へシフトして行ったんです。
(詳しくは、以前に書いたnoteをご覧ください↓)
自分のWillに基づいて参画した活動として、思い出すエピソードが1つあります。私が大学4年生の時の思い出です。
当時私は、学生の就活アドバイザーに手を挙げました。これから就職活動をはじめる大学3年生の相談にのり、支援する活動です。理系学生は研究が忙しいため、必然的にアドバイザーの人数が少ない状況でした。私も研究室での活動も含め、取りこぼしていた単位の取得もあり、決して余裕が多かった訳ではなかったのですが、自分が体験した就職活動での失敗や成功体験をシェアすることが、率直にこれから就活を迎える学生の何らかのヒントにのではないか?と思い、手を挙げることにしたのでした。
それまで、他人の相談にのった経験など一切なく、そもそもコミュニケーションでさえ、どちらかというと苦手な私でした。要は、Canなんてほとんど何もなかったんです。でも、なぜやろうと即決したのか?答えは1つです。
人の役に立ちたいと思ったから。
そして、それが直接的に人に伝えられる機会が、この活動だと感じたからです。
「Will」から「Can」を増やし、「Must」を広げる
これが私の今のスタイルになりつつあります。
こういったイニシアチブに参加すると、大抵「じゃあ何かイベントやろう!」「みんなに喜んでもらえそうな、楽しいことをやろう!」と言った具合に話が進みます。
ですので、大抵こんな感じになります。
イベント企画→交渉・調整→稟議→準備→実行→レポート
すると、活動していく中で自然と様々なスキルがついてくるんです。企画力、交渉力、ロジカルシンキング、はたまた事務処理能力といった具合に。
私の場合、普段から本業でプレゼンする機会が多いので、それにくっつけて企画をしてみると企画力も磨かれる。交渉力も出てくる、さらには、イベントレポートを書くことで、週末のnote投稿にもそれが活かされるといった感じです。
そして、気づけば本業をこなす能力も自然と上がっているのです。本業もサクサクこなせるようになって、楽しさが増していったように私は実感しています。スキルの幅が広がり、人脈が広がり、多様なアイデアを取り込めるようになっていく。そんな感覚です。
また、有志の活動ですので、周囲から必要以上に成長を求められたり、自分がやった活動に対して必要以上にスコアリングされることもありません。誰からも追及されずに自分のペースで成長していけるのです。
自分のアンテナに引っ掛かったらすぐ行動を
これが私の本日皆さんに伝えたかったことです。特にできること(Can)は後からどんどんついてきます。Mustに追われることもありません。もし皆さんも社内で何らかの新たな取り組みが立ち上がり、メンバーが募集されたら、迷わず手を挙げてみてください。きっと今までにない景色がそこには広がっていると思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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