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都会と田舎 | 里帰りをして感じたこと。

こんにちは!今日はこんなテーマで書いてみたいと思います!

お盆休みも終わり、夏休みももうあとわずかというところまできましたね!我が家もお盆期間中は里帰りをしていました。

私の実家は東京から少し離れた場所にあり、まぁいわゆる田舎非都会です。最近でこそ住宅が増えましたが、それでも所々に田んぼが広がり、町にあるのはスーパーやコンビニ、お決まりのファミレスといったところ。東京のような都会の華々しさはありません。そんな風景もある意味落ち着くっちゃ落ち着く部分もあるんですけどね。

そんな地元に久しぶりに帰ってみて、両親に会い、友人に会い、色々会話をし、生活を観察していると新鮮な気づきがあるんですよね。一言で言えば、地方の生活って、私が過ごしている東京での生活とだいぶ異なるんだなと。

今日はそんな田舎に帰ってみて私が感じたことを率直に書いてみたいと思います。


情報入手源の違い


これは恐らく都会と地方というよりも、世代間のギャップが大きいと思うのですが、私の両親を見ていて感じたのは、ほとんどの情報入手経路がテレビや新聞の折込チラシ、そして旅行会社のパンフレットだということでした。

東京の我が家にもテレビはありますが、まずもってテレビをリアルタイムにCM付きで見ることは稀です。ましてやワイドショーを見ることなんてほぼ皆無に等しいです。

一方で田舎の両親がやっていることはこんな感じ。

リビングに行ってとりあえずテレビを付ける。
(音量は30くらい。私には爆音。。)

何かのワイドショーをとりあえず流す。
(ミヤネ屋など。)

ずっと見るわけでもなく、その中で会話する。

よく町中華とか行くと、なんとなくテレビがついてるじゃないですか?あんな感じですね。基本的にはご飯を食べるためにそこにいるんだけれども、テレビ付いてるからなんとなく見ちゃうって状態。あれです。

そうすると何が起こるかなんです。よく言われる話ですが、テレビってとにかく不安を煽るじゃないですか?ここ最近の話題だと、南海トラフがどうだとか、台風7号がどうだとか、フワちゃんがどうだとか。別に必要以上に知る必要もないことを延々と報道してくるわけです。

そんなのをシャワーのように浴びていると、とにかく不安や不信が増幅されていくんですよね。そして息子である私に聞いてくる「お前のところは大丈夫なのか?」と。

いいんです、別に個人がテレビ好きで自分の範囲だけでどうこうしている分には。ただ、人間それだけでは済まず、多くの場合そのことを"ネタ"に他人にも影響を与えちゃうってことなんですね。

テレビで見たことを周囲(息子夫婦、知人・友人)に話す→それで周囲が影響される→不安や不信が増強される。こんなことが発生しているんだなぁとなんとなく感じました。

もう一つ問題なのが、こういう情報が偏っている人たちは、目の前の情報だけに踊らされてしまうということです。以前使った旅行代理店から「この秋イチオシのツアー」ってパンフレットが送られてきたら、思わず飛び乗ってしまう。そんな"ネタ"みたいなことが普通に起こっちゃうんですよね。だからJTBとかが生き残ってるんだなと感じました。

根強い配偶者扶養控除の人気


もう1つ感じたこと。それが配偶者扶養に関する根強い信念でした。これももしかすると都会と地方の違いというよりは、個々の家庭での問題なのかもしれませんが、とにかく配偶者扶養控除を受けることが前提のため、仕事や生活を制限している家庭がこんなにもあるのだなと感じました。

わかります、確かに子供が多く、夫側の仕事が長時間、激務なのだとしたら、家のことを中心にせざるを得ない、だから配偶者扶養が必要なのだという理論は。

だけど、本当にそれでいいのかな?と個人的には思っちゃいます。もちろん子育てで忙しい今はいい。だけど、子供が成長し、手が離れ、さぁ自分も何かやるぞ!となった時に、果たして妻であるその方ご自身が自分らしく活躍できる場が果たして残されているのか?と。

今まで長時間勤務で家のことをしない夫の態度に悶々としながら過ごしてきたこの数年。いつかはそんな夫に三行半を突きつけてやり、自分の人生を生きるんだ!そんなふうに感じているパートナーの方も多いはず。しかし果たしてそんな悶々とした気持ちの持ち主が、配偶者控除に甘んじていてその状況を打破できる時が本当に来るのか?と。

専業家庭にとっては、配偶者扶養控除のメリットばかりが注目されているような気がしてなりませんが、私にはこの制度、女性の自分らしいキャリア実現の芽を摘んでいる存在のようにも映るんですよね。

本当はもっと働ける、フルタイムで活躍できる。人によっては個人事業主としてマンション経営や資産運用で家計を助けられる人たちが、一見甘い蜜にも見える"配偶者扶養"に甘んじちゃっている気がしてならないんです。

また、地方にはそんないい仕事はない、できることなんて知れてる、と考えるのは単なる視野狭窄な気がしています。今の時代は多様な働き方が存在しており、家庭を支える主婦・主夫の方であっても、十分に稼げる土壌は整ってきているように思います。要は従来の枠組みに囚われすぎない、このことが重要だということです。

広い世界・選択肢を知れる場、それが都会


ここまで思ったことをつらつらと書いてきましたが、本来、恐らくは地方だから起きていることというよりも、個人の認識、意識の違いに大きく引っ張られる部分かと思います。

ですが、私が地元で見てきたいくつかの事例を見ただけでも、やはりこの辺り、東京と地方の格差は相対的にあるのだろうな?となんとなく感じます。

首都圏、少なくとも私の周りでは、夫婦共働き、そしてフルキャリアの女性を見かけることは日常的ですし、その人たちの行動を見ていても、テレビ一極ではなく、インターネット、SNS など多種多様なものを生活に取り入れ、活用している人が多いです。自然とそうなるのは、やはりいろんなタイプの人が身近に存在しているからだと思うんですよね。

いろんな世界を自由に行き来できるからこそ自分らしい選択肢が見つかる。「これ、自分には合わないな」と思ったらすぐに変えられる、また変えることを誰も咎めない。そんな場所が都会なのかな?と。

別にテレビのワイドショーから情報入手するのが悪だとか、配偶者扶養が悪だとか、そういうことが私の言いたいことじゃないんです。でも率直に私の目に映った映像として、彼ら彼女らが、率直にそれを楽しんで、良しと思って選択しているようには見えなかったということが気になったところ。おせっかいになっちゃうので、当事者本人には直接強くは言いませんでしたが、広い世界を知れば、きっと選択肢も変わるだろうになぁ〜と率直に思った今回の里帰りでした。

かなりエッジの効いたnoteになっていたらすみません🙇

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

おまけ


あと、なぜか地方って現金派多いよね。(また毒づくw)

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