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#6 国試にむけて日々の「つぶやき」が自身となる??

2月に入りいよいよ国試の月となりました。前回の投稿で「一か月前の国試対策」ということで、実際の経験談からお伝えさせて頂きました。

とは言え、「これでいいのか?」「大丈夫だろうか?」「間違っていないか?」など、試験勉強の「ふとした合間」に不安に思ってしまうこともあると思います。
そんなときにぜひ実践して欲しいことがあります。それは「つぶやく癖をつける」ことです。なぜつぶやくことがいいのでしょう??

桑田真澄選手はなぜマウンドでつぶやくのか?


元読売巨人軍・メジャーリーガーの桑田真澄投手(Mattパパ)はマウンドでボールを見つめながら「ブツブツ」つぶやくことで有名でしたが、それは近い対象物(ボール)を見つめて「集中する」というテクニックだそうです。その集中している中で、相手打者にどのようなボールを投げて、どのように打ち取るか?まで、プレーのイメージと練習してことに対する自信と勇気を確認していたそうです。

野球は個人競技ではありませんが、投手は個人競技に比較的近い存在で、個人競技アスリートは、自分と向き合うことが多くなり練習中などその傾向が強く、今まで練習してきた「自分自身の動きや確認動作」と「思い返すことや練習してきたことを再認識して自信に変える・鼓舞する」意味でつぶやいたり、「独り言」のようになることが多いそうです。

つぶやきは心理的にはどうなのか?
専門家ではありませんので、より詳しくは専門家の方の確認をしてほしいのですが、つぶやきには心理的に3つのメリットがあるとのことです。

1・集中することが出来る
2・心理的ストレスの緩和
3・イメージトレーニングや心理誘導に有効

1・集中することが出来る
先ほどの桑田投手ではありませんが、近いものに「ぎゅっと」見ることで集中するという視覚的要因があります。プロゴルファーの方もパッティングの時など、ボールの「ディンプル(凹み)」を見ることで集中するという方もいらっしゃるようです。
加えて口に出し言語化することで、脳が整理されかつ自分の言葉を耳で聞くことにより脳が記憶しやすくなるそうです。記憶するということは次に活かせるということにつながります。

2・心理的ストレスを緩和
心にある不安や思っていること・愚痴などを言葉にして吐き出すことにより自分の中にため込まずに、心に落ち着きと安心感を与えることが出来るそうです。不安を吐き出す「スッキリ」することに近いと思います。

3・イメージトレーニングや心理誘導に有効
今まで練習してきたことを思い出す「やることはやった」「大丈夫」「やればできる」など自分を鼓舞する「ポジティブなつぶやき」は自分自身に勇気をもたらす(心理をいい方向へ誘導する)ことが出来ます。

ネガティブ発言は避けてポジティブシンキング


人間は意外と単純です「ポジティブ」では明るく元気になり、「ネガティブ」に不安や落ち込みやすくなります。目標達成までに意外と大切なのは、勉強の中身より、なによりも自分を信じる「心を保つ」ということではないでしょうか?
ぜひ、試験勉強中や試験会場にて、「不安な気持ち」「心配」「同級生が凄く勉強しているように見える」など心が乱されたときは、
・「自分は出来る」
・「やることはやってきた」
・「この困難を自分なら乗り越えられる」
・「試験勉強通りに行ける」
・「学校の試験と変わらないから大丈夫」

などポジティブな気持ちをつぶやいて、気持ちを前向きに「心を整え」てこの期間を乗り切ってください。そうすれば、試験会場や試験中でも「冷静な判断」「落ち着きを取り戻す」ことが出来ると思います。
 また、試験勉強期間に不安に押しつぶされそうな時・迷いがよぎった時は、ポジティブな言葉を「つぶやいて」不安を吐き出し、心も頭もスッキリした状態で、自分を鼓舞して自信をもってこの期間を乗り切ってください。体調にも十二分に気を付けてください。

皆様のご健闘をお祈り致しております!!

*心理学見解には私自身が得た知識と経験からお話をさせて頂いております。エビデンスはありません。ご自身の判断・参考としてください。
皆さんの応援しております。

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