見出し画像

久しぶりの音楽

久しぶりに昨日、昨年の日記&写真ワークショップの人たちの日記を読んだ。今日、家で一人での簡単な昼ご飯中に、その中の日記から、YouTubeへのリンクが張られていたのを開けてみようと、ふと思った。

ちら見のつもりが、興味を惹かれた。動画ではないCharisma.comの音楽。ビジュアルが見たくなった。どんどん別な曲も視聴し、ライブ動画も見た。午後からまた、仕事が入ってくるのだろうと思っていたが、入らなかったので止まらなかった。日記からどの曲へのリンクだったのか、忘れるくらいに聞いた。

それほど面白かった、そのビジュアルのCharisma.comとしての活動は、既に停止した様子だった。

リアルタイムで楽しみたかった、という感想も当然あるのだが、私が子育てで、音楽を楽しめる状況ではなかった頃の活動のようだった。そもそも、日常的に音楽を聴いている方ではない。

家族不在ならイヤホンも不要。興味に任せ、いろいろ視聴しているうちに、いろいろと思い出した。

夫からCharisma.comを話題にされたことはあった。「OL」「毒舌」という言葉とセットで。夫が見ていたのは、おそらくニュース系サイトだったので、きっと話題になっていた頃。体力ないうえに子育て疲れで、それどころではない時期だった。

「OL? その言葉がもう古いと思うけど。」というような反応とともにスルーした記憶が戻った。OLという言葉は、当時まだ使われてはいたが、積極的には使わない潮流のようなものを感じ始めた頃だった。

昔から歌詞のある曲よりインストの曲を好むが、ラップは気にせず聞いていたことも思い出した。昔から少し耳が遠いことで、歌詞が聞き取れていないせいか、リズムや音に馴染む声だからか。歌詞も知ると笑ってしまう内容だからか。

音だけではなく、ファッションや動きのビジュアルにも、ライブの様子にも見入ってしまった。おしゃれで格好良い。計算し尽くされた演出だと感じるが、どことなくとぼけた雰囲気も楽しかった。楽しい曲との出会いに感謝。

ライブ動画を見ているうちに、最後に自分の趣味で行ったライブは誰のだったのだろう、と気になった。座って聴けると予測し、妊娠中に夫と行ったのは間違いない。が、アーティスト名をまともに憶えないまま、数年後に解散されていた。

古いファイルを開くとソノダバンドのチケットが入っていた。そんな名前だったと検索すると、行った日のライブ動画の一部もあった。そういえば、その日のライブが上手くいったらDVDにしたいから、カメラがたくさん入っているという話だった。

ただ、音楽は楽しんだが、ライブとしての盛り上げ方というのか、MCは物足りなかった。きっと何年かしたらライブも面白くなるんじゃないかと、夫と話していたが、次の機会はなかった。

名前も忘れてしまっていたが、ソノダバンドの曲もまた心地良かった。

写真はまるで関係ない、意外と晴れてきた夕方の、いつもの空の狭い場所。