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模型保管庫見学@建築倉庫

昨日は天王洲アイルにある建築倉庫へ行くことにした。急遽。行こうとしていた日に、別な用事が入る可能性が出てきた。予約も取れたので、ヒマだった昨日、一人で行ってきた。

子どもが行ってみたければ一緒に、とも考えていたのだが、それは以前に行かないことを確認済。昨日は週末だったせいか、子どもの見学者も見かけた。

たくさんの模型を眺めてきた。保管庫見学はおよそ1年ぶりの2回目。見た記憶のあるものもそこそこあった。というより、入れ替えることも難しそうな展示エリアもあり、入れ替えられるエリアでは、適宜、入れ替えていると前回説明されたように思う。

なので、初めて見る模型だけとはそもそも思っていなかった。
…見ていたとしても、撮影不可なので忘れたものも多いはず。展示室が2つあった頃には、一つが模型展示エリアだったので、そちらは撮影可だったようにも思うが、撮らずに眺めただけのこともあった。

実際に前回の見学でも見たように思うのだが、すっかり忘れた今回、1月に初めて行った商業施設の大きな模型に驚いた。下北沢のBONUS TRACK。お世話になってもいる日記屋 月日さんへ、行ってみたくて行った場所。

建築模型には、勉強として作られたものや、作って提案したものの建築されなかったもの、構造の模型なども含まれる。

が、BONUS TRACKの模型は、2019年のツバメアーキテクツによる完成模型とのことで、赤いだるまさんのロゴも入っていたり、植栽もあり、現地の雰囲気がとてもリアルに感じられた。何だかまた下北沢まで行った気分になった。1/30なのか、模型としても大きかったからだろう。

2019年の隈 研吾による、STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYOのディテール検討用のプロセス模型もあった。行ったことはないのだが、ファサードの印象的な植木鉢の模型だった。

「Unbuilt」と書かれた、実際には建てられなかったものにも、素敵な建物があった。前回の見学でも見たが、香山 壽夫による東京・四谷聖イグナチオ教会の木造の模型。

いろいろと楽しんだ。行って良かったと、また思った。

サンスケを買ってきた。目盛(一般用/建築士用)と色(素材?)の違いで、バリエーション豊富だった。以前に行ったときにも見ているのだが、今回は買ってしまった。細いので軽いのだが金属製。目盛部分の薄さがシャープ。

サンスケの下のCOOLな雰囲気のステッカーは、アンケート回答によるいただきもの。

初めて建築倉庫の展覧会へ行ったとき、カッコイイ…と迷わず買った、上の写真の定規は気に入って持ち歩いている。ついでに写真に撮った。どちらの写真も夜になって撮ったので伝わりにくいが。

その古い定規は、一緒に入っているペンなどと擦れたのか、傷もかなり増えた。買い替えたいくらいのお気に入りだが、初めて行ったとき以来、売り切れてしまったらしく売られていない。

以前は、ミュージアムショップはチケットなしでも買える場所にあった。今は工事中のせいか、保管庫のある建物2階の受付にショップが移っていた。スタッフさんの誘導が必要なエリアのようにも感じた。

以前、展覧会場やミュージアムショップ、ロッカーなどがあった辺りは大きく工事中に見えた。行く度に様子が違う印象ではあるので、常に進化中?

急な予定を立てて出かけたが、初めての場所でもなく、無理なく行くことができた。謳う建築展のダイジェストのようなコーナーもあったり、素敵な図書の展示もあったり、時間いっぱい楽しんだ。