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心(魂)ってなんだろう?

古代ギリシャでは、「心の問題」は、永らく「哲学」として扱われてきました。

心は、魂(プシュケー)とも呼ばれ、物質ではなく、特別な何かであるとして神秘的に考えられていました。

古代ギリシャの哲学者であるソクラテスは、「人間の魂には、生まれつき知恵と道徳が備わっておる。」と言ったそうです。

その言葉に対し弟子のプラトンは、「だからこそ、私たち人間には、善悪や美醜の判断が出来るのですね?」と返したそうです。

ちなみに、プラトン亡き後、その考えを引き継いだデカルトは、
動物には「美しい」や「善い」などの観念は持ち得ないと考えたそうです。

「観念」とは、「意識の中にある物事」の事であり、この考えが成立するとした場合、「我思う、故に我あり」の言葉で有名な、フランスの哲学者ルネ・デカルトの「生得主義」と云う考え方に引き継がれます。

なおルネ・デカルトは、真理の追究をスピリチュアルや宗教的な信仰ではなく、方法的懐疑と云う理性的な方法に求めようとしたそうであり、「情念論」で、「感情」を「喜び」や「悲しみ」などに分類しました。

私Tetsuの考えは、「善悪の判断は、真理を以って理性的に実行するが故に人間であり、否なる者は人間に非ず衝動で生きる動物である」と考えました。
※ちなみに私は犬や猫などの動物は大好きなので、
 愛玩動物を言うものでは決してありません☆ミ

※次回は「生得主義」についてお届けする予定です(多分)。

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