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68歳note、一回目はラッキー???話

 68歳、入社344日目。単独出張2回目の今日。高速を飛ばしながらふとnoteを書いてみようと思いついた。「ピッパの法則」だ。いわゆる営業職とは縁のない人生だった私。1時間半の1件目。更に1時間半の2件目。帰りは2時間半の一日つぶしの出張だ。なんと田舎の営業は、車のシートを温めるのが仕事の様だ。
 2件目に向かう途中、ふとルームミラーを見ると赤いライトがくるくる回っていた。一気に顔から血の気が引くのを感じた。遅れていたので飛ばしすぎたのだ。右の追い越し車線をグレーのセダンが赤いライトをくるくるさせながら迫ってくる。目を向けると映画のワンシーンの様に車の窓越しに、助手席のブルーの制服に白のヘルメットのお巡りさんが、私の方に人差し指を指して止まるように促した。
「はい。左に寄せて止まって下さい。」
 拡声器だ。
 やばい、遅れてるのに更に遅れるな。アーァ。
 覆面は、ずいぶん先で停車した。私は、そこまでハザードランプを点滅させながら走行した。停車して、シートベルトを外して、窓を下した。お巡りさんが駆け足でこちらに向かってくる。
「旦那さん、急いでましたね。」
「すみません。遅れてまして。」
 何点?いくら?頭の中でこれから起こるいろいろと面倒な事がぐるぐる回りだす。
「今日は、切符切るほどスピードは出ていませんでしたが、ここは80キロですから、もう少しゆっくり走ってください。」
 オーッ。うそでしょう。違反じゃない!!!違反だけど。これってラッキーってこと。急に血の気が戻ってくるのを感じた。
「ありがとうございます。」
「気を付けて行ってください。」
 誘導されるままに、車道に戻った。

今日は、こんなとこで。出来るだけ続ける事を最優先に、落ちの無いリスキルnoteを続けます。

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