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68歳note、受注業務の日々

 68歳、入社345日目。繁忙期に入っている。送られてきたFAXの見積依頼に見積を作ってFAX返信。「電話です。」出来るだけそんなそぶりを見せない様に短く対応。そして、またFAX見積依頼に答えて、見積作成FAX。そして電話。ウェブショップの受注をプリントアウトしてアシスタントに渡し受注処理を頼む。新規依頼の製品打合せを終えて、昨日の打ち合わせの確認メールに返信。改良中の試作のミス報告を受け指示出し。そしてFAX見積依頼に答える。大手新規依頼のメールに進行をお知らせするメール返信。4月終盤から私の下についてくれた高卒の女の子の質問に答え、電話に出て、刺繍の出来具合を確認して、見積をFAX。いい加減メールだけにならないのか。DXはどこの話だ。
 現場で半年、延反作業をして、この1月から事務所で営業を始めた。オリジナル商品が「当たった。」と言っていいだろう、この縫製工場。「これまでの取引先をエクセルで下さい。」というと、6000件を超えていた。そんなのは覚えることも何もできない。当初、日常業務は、FAXで送られてくる「注文書」にFAX返信して、その注文書をScanして保存。それをタブレットで確認しながら現場で出荷作業をする一連の受注業務だった。それと並行して、オリジナル製品の改良の為の洗濯収縮確認試験。それもこれも経験なし。つまり毎日覚えることが山積みだった。年のせいだけではなく覚えることが多すぎるために、2か月ほどは全く毎日新しい顧客、新しい製品作りの為の洗濯収縮確認試験をしている様なの日々だった。教えてくれた若い子二人は3月初めには辞めた。彼らは、私には無理だと社長に言っていたらしい。覚えが悪くなったと私は感じていない。そりゃ多少はそうだろう。いやそれこそもともと覚えはよくない。アシスタントの彼女が来てくれるまでは、私一人で処理できていた。覚え悪くなったのかな~ぁ。そりゃ多少はね。

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