見出し画像

勉強したくなった人のための大人の「独学」法

作者:和田秀樹


本書のまとめ

  1. 英文を読む。

  2. 「ムダな時間」を炙り出す。

  3. 信頼できる著者の本を読む。

  4. アウトプットする。

  5. 人にわかりやすく教える工夫をする

  6. 文章でアウトプットする。

本書の内容メモ

その1:英文を読もう

・毎日、読みやすい英文を読む
 →読むに当たって、何を読むかは自由
 →分からなかった所は、必ず意味を確認
・記憶に残ったフレーズはメモ
 →英語力はアップに繋がる
・英語の勉強は読み書きが大事
 →外国の人は「会話はおぼつかないけど話に中身がある人」の話を聞くため
・添削するべし
 →英文を書くときは外国人の友達に英文を添削してもらうのが効果的

その2:「ムダな時間」は必ず存在する

・「時間」のために睡眠時間を削っていけない。

・自身の行動を見える化。時間の使い方のムダが一目瞭然。
 →ムダな時間を削っただけで安心しない。
 →定期的に見直し、スケジュールを設定し直すことが大切。

・勉強は「時間」ではなく「量」を重視。
 →「どれだけの量をこなしたか」
 →「自分の所要時間」を理解すれば、計画の際に目安となる。

・「休憩時間の効果」を理解すべし。
 →小休憩だけでなく、週単位での休みも重要である。
 →成功者は「50分働いて10分休む」人が多い。

・いつもより2時間早く起き、勉強時間の確保
 →著名な財界人や経営者は多くの人が朝方人間である。

・集中力が下がる時間を減らす
 →自分がいつ集中力が低下するか理解。
 ・その事象を避けることで作業効率の向上。

・スケジュールは1ヶ月単位で
 ・「時間」より「量」に基づいた目標を。(例:本を30ページ読む)

その3:信頼できる著者を5人、探そう

・作者のおすすめ
 →「脳科学」では池谷裕二さん
 →「経済」では小幡績さん

その4:大人の勉強で大切なのはアウトプット

・アウトプットでインプットした知識が整理される。
 →アウトプットは「受け売り」から実践。
 →「受け売り」する前提でインプットすると、最初から情報を整理して記憶される。
 →「受け売り」のコツは場数をたくさん踏むこと。

その5:「わかりやすく」教える練習

・誰でも納得できるように説明を行う。
 →自分の理解力を飛躍的に向上させる練習方法。

その6:「文章にする」という手段

・インプットした内容を文章でアウトプットすると、人間の知的機能は向上する。
 →文章を書く行為は、日々の勉強を下支えとなる。
 →初めはレポートなどの定型文の書き方を訓練すると良い。

アウトプット時に参考になる論理の型

型とは、論理の展開方法である。

①「問題提起」
 →問われている問題を掲示します。

②「意見掲示」
 →「イエス」か「ノー」かの立場を明らかにします。

③「展開」
 →自分の主張の根拠を掘り下げる。
 →自分の知識を引き合いに出したり、参考文献などから引用を行い、次節を補強する。

④「結論」
 →内容をまとめて、「イエス」か「ノー」かの結論を記す。
 →主語と述語を明らかにします。
 →最初のうちは、丁寧すぎるぐらいで良い、主語と述語をはっきりさせてください。

・他人に文章を添削してもらうと効果的。
 →例)大学受験用の小論文講座。また、文章を書き写す方法も効果的。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?