毫鍼【ごうしん】





この毫【ごう】って字なんですけど、
初めて見ました。
はりきゅう理論という今日の授業でした。

どう見ても、
豪【ごう】の仲間じゃないですか。
オッサンなって頭が固くなってるワタシは
勝手にそう思っちゃったんです。

文豪の富豪が豪勢に豪遊をして
豪族だって豪語してる。
みたいな豪。

それなの?
って軽く決めつけちゃう。

授業で教わったのは、
ワタシたちが一般的に使う、または使われてる鍼治療の鍼。
あれは、
鍼の分類では、
ー員鍼【いんしん】
ー長鍼【ちょうしん】
ー大鍼【だいしん】
ー毫鍼【ごうしん】
に分けられて、そのうちの
「毫鍼がみんなが1年生の時から実習で使ってる鍼です。」
って教わったんです。

えーー?!
そんなに猛々しくて、怖そうで、強そうな鍼なの?
あれか?
って、使ってるイメージと全然違かったんで、
グーグルさんに聞いてみたんです。
毫【ごう】ってどんな意味?
って、

そしたら、こんななんです。

1. きわめて細い毛。きわめてわずかなこと。 2. 筆の穂先。毛筆。 

って、毫に謝りそうになるくらいに違うし、
ほっそいんじゃん!
って、わかった。

これ、あんまり患者さんとのやり取りで使うような
言葉じゃないんで、
ま、いいか。
って思ったりもするんですけど、

でも、
この言い方って、
鍼は怖そうだし、痛そうだし、ってのを
図らずも
豪語しちゃってないかな?
って思ったり。

名が体を表してないなと。

前から、チラッと思ってたんですけど、
ドナルド・トランプって
見事に名が体を表してないですよね。
ダックがつけば心地よいドナルドに
ゲームのトランプついちゃってますから、
めっちゃかわいい。愛らしい。

あの方が愛らしくもかわいくもない。
なんて言ったらワタシが安全保障の妨げになってもいけませんから、
言わないんですけど、
もし、つけ直すなら、
バラク・オバマくらいの方が合ってる感じがするし、
チェンジ!って言ってた方の前の人に、
ドナルド・トランプの方が合ってないかな?
って思ったり。

【ごうしん】って響きのやつにカラダを任せるのちょっと怖いんで

【もうしん】とかってどうですかね?
豪っぽいところ捨てて、
毛鍼。
痛くなさそうですもんね。

で、実際に毛髪って個人差あるんですけど、
0.1mmくらい。
鍼も種類はいっぱいあるんですけど、
0.2mmくらい。
倍ですけど、
豪毛の人は0.15mmくらいあるみたいだし、
ほっそい鍼は0.16mmからある。

毛みたいなもんなんですよね。
だから。痛くないよ。
とは言わないし、
痛い時もあるんですけど、
【ごうしん】より【もうしん】の方が、
受けやすいかなと、
思ったり。

今日の「はりきゅう理論」という授業であり教科書は、
なぜが、
「鍼灸理論」ではないんですよね。
なんとなく前者の方がとっつきやするのは、
大人の仕業なのかもしれません。

名前だけで決めつけちゃいけませんね。

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