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自作自演【じさくじえん】

今週の金曜日にちょいと熱が出たんです。

(むぬ。。ヤバイ!)
(ヤバイ?)
(おれ、ヤバイかしら?!)

って、若かりし頃に仕事で重大なミスをしたことに気づいた時と似た
気持ち悪すぎる感覚が背筋を撫であげてきて、

(や、オレだけのせい??)
(なんとか上手く隠せないかな?)

とかって若かりし頃もオッサンの今も、
チラッとはカラダのどこかをよぎるのは同じなんですけど、

(逃げられやしませんよ)
(こんな時こそ真正面からですよね)

って学びはオッサンになるまでの経験知として
身につけてはいるもんで、
やるべきことを順序立てて、

まずは、すぐ休もうと。
水分しっかり摂って寝ようと。
って事で、
金曜日の夕方から昨日の土曜日中。
バリバリに休んだんです。
熱は熱発の翌朝、土曜の朝には平熱に下がってたんですけど、
それでも昨日はちゃんと休みまくる感じがバリバリな感じ。

その昨日のうちに学校にも状況を報告。
保健所にも連絡をしました。
まー、丁寧に親切に対応してくれて、
結論としては、
熱が下がって他に体調の異変がないなら通常の感染対策をキチンとしてもらって、
通常の生活に戻られて問題ないですよ。
とのことで、

日曜日の今はジョギングでもしたい体調の感覚ではあるのですけど
部屋に篭りまくってバリバリにバリを加えて休みを継続している。
そんな、ややこしい週末を過ごしてます。

で、
バリバリに横になってる時に、
枕元のスマホからは好きなラジオ。
聞いてると、
ステキなフレーズが耳に残りました。
アメリカの山脈を1週間かけて100キロ歩いてきた。
というゲストのエピソードに付け加えられたのが、

「苦労の自作自演なんですよね」

ってフレーズ。


(そーそーそーそー!)
(上手い言い方するなー。)
って感心して共感するのは、

ワタシの趣味のジョギングってのの、
動機付けのひとつは「大会」なんです。
フルマラソンとかハーフマラソンの大会に参加することが好きなんです。

ー定員から漏れないようにエントリーして
ー大会費を払って
ー交通費をかけて地方に行って
ー21キロとか42キロとかって距離を走る。

これって
ジョギングなんて意味がわからない。
って人からしたらお金かけてツライ思いをしてくるわけで
更に意味不明すぎる悪趣味にしか思えない。

「42.195キロ?マジで??走るの?」
「てか、なんで?」
「てか、なんでそんなことすんの?」

って訊かれます。
なんなら問い詰められます(^^)

「苦労の自作自演なんですよね」

って明日からはコレにしようと。

確かに苦労するんです。
走りきるって。
で、途中で作った自分のストーリーに
演者の自分が
(やってらんねー)って
呆れる【あきれる】時もあるんです。

そこを作者の自分が、
(ゴール後のビールは良いの?)
(こんな時こそ走りきった時の達成感とかってなかったっけ?)
(別にやめても良いんだよ。キミが決めなよ)
って演者の自分に問いかけてきて、

自分で決めろ。
みたいな高飛車な作者がムカつくんで、
演者の自分は
(てか、走るし。)

って感じで走りきって、
走ったことによる苦労の貯金をいっぺんに使い果たすかのように、
食って飲む!
走ってる間にギクシャクし出した
作者と演者が乾杯してハグまでして、
酔いがふかくなるとチューまでしそうになる。

なんか、良いんです。
苦労を作る自分に対して、
なんとか演じきる自分とが一致する瞬間が。

自作自演って言葉の響きはどうも、
詐欺とか嘘っぱちで自分だけの利益のために、
自作・自演する。
って意味で使われてる気がするし、
ワタシもそんな印象の言葉だったんですけど、
ちゃんとグーグルさんに伺ってみると、

1 自分が作った台本や楽曲を、自分自身で演じたり演奏したりすること。
2 計画から実行までをすべて自分だけで行うこと。特に、自分の利益のために作り事を仕組むこと。「自作自演の誘拐劇」

ってのが返ってくる。
2のちょっと捻くれた自作自演に対して、
その前に記されてる
1の方はとっても真っ直ぐな自作自演ですよね。

あいみょん、aiko、イルカ
米津玄師、福山雅治、尾崎豊

シンガー・ソング・ライターさんたち。

まさに自作自演。

シンガー・ソング・ライターを自作自演に習って漢字にすれば

演・歌・作

になるなと。

(そっか)

って気づくのは、
この真ん中の歌【うた】をいろいろ変えることで
人の生き方って成り立ってんじゃないかなと。

何を自分で作【さく】して演【えん】ずるのか?
何を?
ってのは人生みたいなもんか?
じゃぁ、「ライフ」とかどうか?
って挿入してみると、

シンガー・ライフ・ライター

ライフ【らいふ】って、
1. 命。生命。 「―サイエンス」(生命科学)
2. 生活。 「―スタイル」

だそう。
ま、悪くないかなって感じ。


自作自演の4段活用を考えてみました。

■他作他演
歌とか演劇とか芸術とか学問とか文学とか他者である誰かから学び

■他作自演
他者である誰かの演出によって自身のパフォーマンスを鍛え

■自作他演
他者である誰かに自身の想いや訴えを発信することで誰かに影響を与え

■自作自演
自身で作ったものを自身で演じる


自作自演がカッコ良いですけどね、

作ったものでも、
作られたものでも、
演じるものでも、
演じざるを得ないものでも

いろんなライフがあるよな。


それを教えてくれるのは

悲しい歌を泣いて歌う時もあれば、
元気な歌を大声で歌う時もある。
1人で歌う時もあれば、
みんなで歌う時もある、
誰かの歌に慰められる時があれば、
誰かの歌に勇気をもらう時もある。

いろんなソングがあるよな。


なんて、

深酒して能書きを喋り散らかして、
目の前の部下が隠れてあくびしてるのに気づいて、
(のやろう!)
って思うと同時に
(あ、喋り散らかしてるかな?おれ。)
(ん?今、何時?)
つて時計を見たら夜中の12時過ぎてる。
みたいな感覚で恥ずかしくなってきたので、

今日のワタシの自作自演を映画製作に習って、
エンドロールを流させていただきます、


演【えん】キャスト

親指


作【さく】監督


協力【きょうらょく】

note
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配給【はいきゅう】

ワタナベ シンイチ


end








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