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畳語【じょうご】

(ちょくちょく)日本語って良いなぁって思います。
今日なんかも雨が(しとしと)降ってますけど、
この(しとしと)って言葉、
どう思います?

どう思います?
って、
んなこと聴かれたことないと思いますけど^^;
(しとしと)って。
雨が地面に到達した時の音を表現してるんですかね?
雨が降ってるという雰囲気を表現?
なんなんでしょうか?
それの答えもわからないのに、
今日の雨は
(しとしと)って表現がぴったりな気がします。

ある本を読んでて、というか聴いてて知ったんですけど、
こういう繰り返し言葉って
日本語に特有のものみたいですね。
欧米人の言葉にはないらしい。
なので、
雨が(しとしと)降っている。
って日本語の翻訳が難しいらしい。
さらにチラッと調べてみたら
畳語【じょうご】
っていうんですって。
こうして繰り返す言葉のことを。
畳は井草を折って二重にするから。
って感じなんですって。
なんか、この辺も悪くないですよね。

ワタシ、
(もりもり)使っちゃうんですよね。
(もりもり)の使い方間違ってる感じの認識はありますけど、
(そこそこ)と(いろいろ)で(もりもり)なタチの
舘ひろし。

とかって(ちょいちょい)ボケてみたりして、
(ぜんぜん)笑ってもらえなかったりってのも、
(ほぼほぼ)織り込み済みで^^;

今(わざわざ)畳語を絞り出しながら書いてるわけですが、
(たんたん)と(すらすら)書けちゃう自分がいるってのも
(なかなか)楽しかったりして、
意識はせずとも
(そもそも)よく使ってるんだなって、
(ウリウリ)思っちゃう。

(ウリウリ)は(むりくり)ですね。
てか、(むりくり)は畳ってないですね(^^)

では、
ちょっと畳ってお手紙してみます!

前略
人や自然との出会いといった
(キラキラ)(ぴかぴか)したものに(ドキドキ)してみたり、
誰かと(わいわい)したり(ウキウキ)することもあれば、
(泣く泣く)だったり(しぶしぶ)なことも(数々)あるけど、
(おやおや)とか(まあまあ)とかって(休み休み)にでも歩いたら、
(嬉々)なことがなんらか必ずやってきてくれて、
(のちのち)には(せいせい)としてきた体験を(たびたび)してくると、
(いろいろ)で(様々)だった50歳を超えたオッサン(われわれ)もこれからの人生は
(こまごま)としたことを(いちいち)気にせず、
自分に自信をもって、
(正々)と(堂々)と歩んでいくことで、
(まだまだ)(ますます)良くなるんじゃないか。
これからだって(どんどん)良くなるんだ。
って思えたり。

良くなるっても、
舘ひろしみたいに(めちゃめちゃ)足が長くなるわけはなく、、
(ゴリゴリ)な男前になりたいなんて思ったこともなく、
(各々)の男前像ってのがあって良いわけで、
なんなら(それぞれ)が(それぞれ)に持つべきとも思えて。

(だんだん)と歳を重ねていくということが、
(ザーザー)降りの雨に
(そわそわ)したり(ざわざわ)して、
(イライラ)して(ばらばら)なんかにならず、

(しとしと)と降る雨の恵みを
(しみじみ)と感じて、
(とぼとぼ)で良いから
単調とも言える(日々)を(ほのぼの)と歩く。
(たまたま)人間として生まれて、
(たまたま)日本人として生まれてきたわけですけど、
(返す返す)
日本語って良いなぁ。
って。
畳りながら(つくづく)思う。

畳の部屋ってやっぱり良いじゃないですか。
そして、
畳の言葉もワタシたちは持ち合わせてる。
日本語って、
(つやつや)して艶っぽかったり
(さらさら)して爽やかにも感じられたり、
(えんえん)とウザイかもしれませんが^^;
(なかなか)良いっすよね。
では、
(そろそろ)終わりにします。

草々

あ。

m(__)m


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