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内分泌【ないぶんぴつ】

1年生の時に一通り学んだ生理学を3年生でももう一通りおさらいしてて、
内分泌の章に入ってます。
ホルモンのことですよね。

女性ホルモンとか、男性ホルモンなんて普通に使われるし、
なんとなくなじみもあるカラダの機能として
なんとなくなホルモンだと思うんですが、

そんな友達に
「ホルモンってなんなん?」
ってもし訊かれたら
(脳とか臓器とかが血液にホルモン物質を出して他の器官に連絡してんだよね)
って感じなんですけど、
(そのさ、「物質」ってなに?)
って訊かれたら

「ま、液体っちゃ液体なんだよね。」
ってちょっと自信なさげに答えるんですけど、
今日の授業で
(あ、自信持って良いんだな)
って思えた先生の話を紹介します。

「女性ホルモンのエストロゲンって女性が一生でどれくらいの量を分泌するかって聞いたことある?」
って前フリのあと。
「ティースプーンに一杯なんだって。」
ってことなんです。

(すくねぇんだな)
って思う前に、
(ん。液体で良いんだな。ホルモンは。)
ってインプットしてから、また
(すくねぇんだな)
って二段階の(へーー。)ってなった。

女性ホルモンはエストロゲンってのが有名で
卵胞ホルモンなんて名前の通りなんですけど、
卵巣が女性ホルモンのエストロゲンをプチュっと分泌して
女性の性徴【せいちょう】を促したりして女性っぽく成長させてくれたりして、
当然に月経にもバリバリに関与してるわけで、
それを操ってるような連絡物質が、
ティースプーン一杯なのか。。
(すくねぇんだな)
って思いますよね。

で、
こいつの活躍の一つが、
骨を守ってくれてるんです。
守ってくれてるという言い方がベストなのは、
破骨細胞【はこつさいぼう】という骨をチラチラ壊していく細胞の活動を上手いこと抑えてくれるんです。
この破骨なやつも人体には必要なやつで、
壊すことで作ってく。
という骨の新陳代謝をしてく上での壊し屋なわけです。
こいつをエストロゲンが上手くコントロールしてくれてる。

これが、
出なくなっちゃうわけですよね。
閉経【へいけい】という女性のカラダの仕組みで。

月経が終わってしまうとエストロゲンの分泌がなくなるんだっけ?減るのかな?
また自信なさげにないんですけど^^;
とにかくは、破骨のやつが調子乗るわけです。
エストロゲンがいなくなってノビノビと
骨を壊しやがる。
だから、
高齢の女性は骨が弱くなりやすい。
骨粗鬆症【こつそそうしょう】になりやすい。
ってことなんです。

ワタシ、
男なんですけど、、
なんか、、
ムカつきますよね。
出せば良いのに。
それ閉経と関係ある?
って。
というか、
人間の進化の過程でなんか新しい機能を生まないのかね?
骨が弱くならない仕組み。
ハコツーを抑制するのか、
骨をツクルーなやつの活躍を促進する仕組みとか。
若い子の足が長くなるような進化より、
高齢者の骨が強くなる進化はしないもんなのかね?

って誰に愚痴ってんだか。
って話なんですけど(^^)

骨が弱くなって、
腰が痛くて痛くて仕方のない、
86歳になるワタシのおふくろを見てると、
笑えもしなけりゃ
愚痴りたくもなります。

エストロゲン
大さじ一杯のコーヒーでも飲ませてやって、
骨が強くなって、痛みがなくなって、、

くれないですよね。

したら、、

学ぶしかありません。


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