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偏差値48 の英語科

みなさんこんにちは!ケイです。

前回のブログで受験失敗してしまった兄を見て

危機感を抱いた私は、

急いで受験勉強するようになりました。

まずは試験範囲を確認

試験に出る内容はほとんど中1中2レベル

ですが中1から中2の冬まで


まともに勉強しなかった私は


膨大な量の知識と基礎を

頭に入れなくてはなりませんでした。

どうしよう......。

そもそも私は、

兄が第一志望だった進学校を目指しているけど

勉強してない私は

合格ラインなどだいぶ下...。

現時点の偏差値は40程度.....w

それくらい勉強は、できませんでした。

まぁそんなこと言っても始まらないので

とりあえず中1、2の教科書を引っ張り出し

効率はものすごく悪いですが


ありとあらゆる勉強方法を試していました。


初めは、教科書の大事な部分を


蛍光ペンで引きまくったり

覚えたいものをひたすらノートに書き殴って

音読し書いては音読しての繰り返しをやっていましたが

時間が経つと大体あっという間に忘れるし

全く効果がないことに気づきました。

勉強ができない私を見かねた母は

早速、私を塾に入れました。

当時は、うちはお金がないのに本当に申し訳ないことをしたなと罪悪感がありましたが

塾に入ってから

公立の先生の授業とは比べ物にならないくらい
質の良い授業を受けて

私は衝撃を受けました。

地方の公立学校の授業は、大体ただ教科書を淡々と先生が解説するだけのつまらないものでしたが

塾の先生のキレキレな話術、わかりやすい解説

生徒の成績向上のための素晴らしい

カリキュラムには

心を奪われました。

これが教育のプロか...。

以前は、

塾なんか通うやつなんてバカでお高くとまっていると私は信じていましたが全く違いました。

お金さえ払っていればこんな質の良い授業が受けられる

お金さえ持っていれば......。

やはりお金持ちって違うんだな.......。

私は初めて、教育の格差を思い知りました。

塾に入ってからは、とにかく高校入試に特化した対策をしてもらい


1時間1時間すごく貴重な講義だと思い、

授業に臨んでいました。

とにかく時間がないので、学校の休み時間も高校受験に備えてコツコツ勉強していました。

クラスで浮いていることや友達がいないこと

そんな事を気にしてる場合ではなく

とにかく成績をあげることしか考えていませんでした。

部活も引退し

中学校3年生の夏休みになると、

夏季講習を受け、毎日毎日塾に通っていました。 

どんなに暑い日でも自転車で塾まで通い

朝は8時から午後の3時までみっちり夏季講習を受け

その後は、夕方4時から夜の10時位まで自宅で勉強していました。

気がつくと勉強の習慣が身につき

勉強自体が好きになっていました。

中2の冬から今まで勉強がんばって

成績も徐々に伸び始めましたが

現実はそう甘くなく

目標偏差値まで達成できずに中三の冬に突入してしまいました。

このままでは

兄が目指していた進学校に行けないと

悩んでいた時に

あるパンフレットを眺めていました。

以前学校の担任の先生と面談をした時に

他の高校の候補も考えた方が良いと

先生からいろんな高校のパンフレットをいただいていました。

あまり気乗りはしなかったものの

その中で、1つ気になる高校を見つけました。

それは、偏差値48の英語科の高校

肩書きからすれば、ぱっとしない高校

だけど、この学校は、自分の家からも近いし、

英語科だけあって英語の授業は豊富かつ

さまざまな国出身の留学生が学校に溢れていて

かなりグローバルな環境

NGO、NPOの人の演説や


国際的な活動している人との関わりがある上に


希望者にはオーストラリア研修がある。


修学旅行は海外に行くらしいし

そして何より制服が可愛い💕

一応この学校は、私の第二志望の高校で

模試の試験ではいつもC判定、

良くてB判定だったのでこの学校にかけてみようと思い、

私は大胆にも進路を変更した。

本当は偏差値60位の進学校に進みたかったけど....

偏差値48とかダサイけど....


現実を受け止めて自分に合った学校を選んだ方が良いと思ったので第二志望の高校に進学

周りには通訳になる。

英語ペラペラになると

見栄を張り、自分に変な暗示をかけ

無理に納得させました。

進路変更を両親に伝えたところ、

父は、こんな訳のわからない

偏差値が微妙な学校に行くなんて

お前はバカかと怒られましたが

母は現実を見据えた良い判断だと褒めてくれました。

進路を変更したら、ちょっと気が楽になり


勉強にも身が入るようになりました。

気温もどんどん冷え込み、

あっという間に12月になり

学校も冬休みに入りました。

この冬休みが、勝負どころ!

夏休みのように、

私は、毎日毎日、塾に通っていました。

受験生には、クリスマスもお正月もない


そんな事は承知でしたが、いざこのイベントがないと

ちょっとへこんでいました。

しかし、ある女の先生が

今年の正月は無いけど、

来年の今頃はきっとみんな笑顔で

お正月楽しんでるよ!

と明るく励ましてくれて、

自分も

よし!

今年だけ我慢すれば来年の今頃楽しんでいるだろう

と言い聞かせてまた、勉強に取り掛かりました。

勉強のコツがだんだんわかってきて

暗記科目は

睡眠によって記憶が定着するので


寝る前に勉強し、朝起きて復習する

英単語は、

ただ単語帳だけ見ても覚えられないので
長文や短文のストーリーに沿って覚える。

国語の文章問題は、まず最初に問題文を読む

数学は、問題をとにかく解きまくる

採点し終わったらどの公式を使ったかまとめて、パターンを暗記する

歴史などは、漫画を使って覚える。

各教科の弱点ノートを作る。

過去問を解くときは、実際のスケジュールに合わせて時間を計ってやる。

などなど試行錯誤して
自分に合った勉強法にたどり着きました。

ですがそれでも、不安は拭いきれず

私は受験勉強をかなり遅くに始めたし

志望校の倍率が高くて

合格できるかかなり心配でした.......。

それでもやるしかない

受験勉強は自分との戦い

弱音を吐いている場合じゃない

また、私の高校は、集団面接があったので

放課後、友達の

ゆうこちゃん、えりちゃん、くるみちゃん

と面接の練習をしました。

えりちゃんは、一期試験の面接で

くるみちゃんは、私立の専願入試で

既に内定をもらっており

私とゆうこちゃんの為に

面接練習遅くまで付き合ってくれました。

とにかく毎日毎日練習をして

すらすら言えるまで頑張りました。

試験まであと数日になり

もうやりきるとこまでやってきた。

後は体調整えて、

睡眠をとって、自分を信じよう。


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