パラリンピックについて

みなさんこんにちは!

現在、メンバーによるパラリンピックスポーツの各競技について紹介しているので興味がある方は⇩をご覧ください。

今回は、メンバーによるパラリンピックスポーツの各競技の紹介から派生して改めてパラリンピックの歴史について紹介していきたいと思います。

パラリンピックとは

4年に一度、オリンピック競技大会の同時期に、同じ場所で開催される、障がい者のあるアスリートにとって世界最高峰の大会です。オリンピックと同様、夏季・冬季の大会が実施されています。

パラリンピックのはじまり

1948年にロンドンオリンピックの開会式と同日に、ストーク・マンデビル病院の中で行われた、アーチェリーの大会が起源だといわれています。同病院に勤めていたルードウィッヒ・グットマン博士の提案により、始まったとされています。当初は車いすを使用している、同病院の入院患者男子14人、女子2人による大会が実施されていましたが、1952年には、国際大会として、第1回国際ストーク・マンデビル競技大会が開催されるようになりました。

現在では、”パラリンピックの父”とされているグットマン博士は「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」という有名な言葉を残しています。

出場選手について

競技の種目によって様々ですが、現在パラリンピックに出場できる選手は、身体障害(上肢・下肢の欠損、麻痺など)、脳性麻痺、視覚障害、知的障害を持つ選手に限られています。

国際大会に出場できる、障がいの種類・基準が、競技ごとに分かれており、その基準を満たすかどうか、「クラス分け(Classification)」が行われます。基準を満たして初めて国際大会への出場が認められます。(国内大会は、出場できる基準がまた異なる)
オリンピックと異なり、同競技の中で、競技の公平性を担保するため、障がいの重さごとにカテゴリー分けを行う種目もあります。
国際大会の基準を満たしているかどうか、その測定のために国際大会に出場するなど(国内にクラス分けの測定ができる資格者がいない場合)、また、進行性の病気の選手は、毎年クラス分けを受けなけばならない、など、国際大会に出場するための支援も必要とされています。

各パラリンピックの種目について

東京大会は22競技となっておりますが、毎大会ごとに、開催される種目が変更となっています。オリンピックも同様で、国際オリンピック委員会(IOC)がその開催年の時流や、世界的な認知度、競技者数などさらに複雑な条件に合わせて選定を行っています。(パラリンピックの場合はIPCが選定)

他に開催されている、障がいのあるアスリートの国際大会

聴覚障害のある選手が出場する「デフリンピック」、知的障害のある選手が出場する「スペシャルオリンピックス」など、パラリンピック同様の頻度で4年に1度、世界的に開催されている大会があります。開催時期はパラリンピックと同年度ではない場合が多いです。

出典一覧


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?