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【連載 #3】 自分の活動を通してトライアスロン競技普及へ

先日からスタートした、弊社で企業とアスリートを繋ぐ次世代のアスリートサポートサービスを展開している登録選手の紹介連載企画。

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第3回となる今回はトライアスロンの古山 大選手 (株式会社セクダム所属)から、トライアスロンを始めた経緯から今後の目標について伺いました。

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まずは、古山選手の現在の活動をお聞かせください。

現在の活動はプロのトライアスロン選手として茨城県の龍ケ崎市を拠点にしています。毎週の活動スケジュールとして1週間の内の数日を卒業した大学のチームや近隣に住む選手と共に練習を行い、それ以外の日については僕1人で練習を行っています。またプロ選手として活動をしている現在は株式会社セクダム様にスポンサーをしていただいています。

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トライアスロンにはいつ出会ったんですか?

小学3年生の時にトライアスロンに出会いました。トライアスロンとの最初の出会いは、トライアスロンを始める以前から通っていた地元のスイミングクラブで、僕が練習をしていたスイミングコースの次の時間にトライアスロンチームの人たちがスイミングスクールのプールで練習をしていた事が出会ったきっかけです。小学3年時は20時30分まで練習があり、20時30分から22時までが一般会員枠としてトライアスロンチームがプールでの水泳練習、スクールのロビーでのローラー台を固定した自転車練習をする人に別れた練習行っており、子供ながら親の迎えを待つ間ロビーにて見ていました。そんな中でローラー台に乗り練習する選手の姿勢がかっこいいと思いトライアスロンを始めました。
トライアスロンを始める前はサッカーをしていたので始めた頃は色々な事に戸惑いました。特に戸惑った事が今まで自分の移動手段であった自転車とランニングを練習する事でした。さらに驚いた事は "ジュニア枠" (小中学生の部)で練習している人が入会したチームに僕だけしかいませんでした。
そして高校・大学とプレーを続け、大学では流通経済大学に進学をしてオリンピックに4度出場をしていた田山 寛豪さん(※当時現役)が指導するトライアスロン部1期生としてプレーを続けました。大学卒業後には、実業団のトラアスロン部がある "日本食研" へ入団し2019年までの2シーズンプレーしました。

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実業団に所属した後にプロへ転向されたとの事ですがプロ転向をした理由や転向後に不安などありましたか?

実業団選手として活動中は、ありがたい事に会社からのフォローが手厚く、多くの遠征や合宿に行かせていただきました。しかし自分の腕一つでトライアスロンをどこまでのレベルでやっていけるのか日に日に思いが強くなり、プロ選手への転向を決めました。
もう一つ転向理由があります。選手として "トライアスロを突き詰める" 事を行いたかったからです。プロになり2年ほど経った現在までに突き詰めてわかった事として、当然の事かもしれませんが "レース本番では練習期間で積み上げてきたものでしか戦えない" 、漫画などみたいに突然力に目覚めて早くなるとかはないんだなとわかりました。やはり積み重ねが重要で、積み重ねていく期間で当然失敗もあり上手くい事はほとんどありませんが、その失敗が次の挑戦の元になる事がわかってきました。

トライアスロンの魅力は?

長距離系スポーツ全てで言える事だと思いますが、練習をやったぶんだけ結果に反映される所だと思います。練習期間では、自分の体の研究、スピードや持久力の練習を増やしたりして突き詰めて試合で突き詰めた結果を出す事を繰り返し行える所が魅力だと思います。さらに、トライアスロンは3種目あるので、それぞれの種目が早くてもゴールタイムが早いわけではないので、重点に置く種目次第で結果が変わる所も魅力だと思います。

アスリートとしての活動以外にもNoteなどSNSにて積極的に発信されていますがどういった経緯で始めたんですか?

SNSに関してプロになる前に所属した実業団チーム "日本食研" 時代に、各選手が担当でチームのブログを更新することをしており、プロ選手になった時には自分自身でも行おうと考えていました。
昨シーズンがコロナの影響によりほとんどのレースがなくなってしまった中で、仕事も競技しか行った事がない中で自分の時間が多くなりできる事を考えた結果、最初はブログから始めていましたが、SNS時代なのでブログに行きついてくれる人を獲得するためにTwitter, Facebook, instgaramなど様々なSNSを積極的に自分の活動をSNSで発信するようになりました。 

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アスリートとしての今後の目標は?

今シーズンについては世界トライアスロン連盟から5月1日よりレースを再開が発表されています。予定通り世界ランキングに関係する大会が開催される場合は目標として現在、僕の世界ランキングが221位 (※取材当時) なので世界ランキングを140位以内に2021年中に押し上げたいと思います。理由として現在3つのレベルに世界大会が分けられていて、僕が現在出場できる大会が3つのレベルの内の1つしか出れません。そのためランキングが140位以内になる事により残り2つのレベルの大会にも出場しやすくなるので、頑張っていきたいと思います。

どういった方々と一緒に活動していきたいですか?

競技者としての目標とは別の側面で、トライアスロンという特殊な競技をやってきた関係上、小学生から現在に至るまで色々な方に助けていただきました。例えば、小中時代にはトライアスロン教室が週2回ありましたが、高校時代にはなく1人で3年間練習を行う事もありました。
そんな中で水泳ではスイミングのコーチに、自転車競技はトライアスロンのプロ選手の方々に混ぜてもらい、ランニングでは学校の陸上部と共に練習を行いました。トライアスロンの性質上、各種目へ100%コミットが難しい中で小・中・高・大・社会人となった今でも続けられている理由として周りの方々から練習面や生活面で助けていただけているからだと思います。
サポートいただいている方々への恩返しとして自分がレースで結果を出したり、プレーする姿を見てもらい感じてもらうこと (元気が湧く、面白く思ってくれる) ができたらと思います。マイナースポーツにトライアスロンは分類されるかと思いますが、僕を通してトライアスロンを知っていただきたいです。

編集後記

今回のインタビューでは、日頃からSNSなどを通して様々な事を発信する古山選手の人柄に触れることできたインタビューとなりました。

これまでのアスリートへのインタビューはこちらから⇩

次回もお楽しみに!

(写真提供 = 古山選手より)


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