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味方になってくれる相手なら、話を聴いてみようかと思う

以前書いた『困ったとき誰を頼るか』の内容と重なる部分があるのですが。やっぱり「何を言われたか」ではなく「誰に言われたか」は極めて重要だよね、という件について。

今日、とあるカウンセリングの勉強会に参加したのですが、内容を一言で表すと、「相談者の味方になることが、カウンセラーのアドバイスを受け入れてもらう前段階として必要」ということでありました。(*相談者が力を失っており傾聴だけでは不十分という前提です)


困っている、悩んでいるという状況は、孤独を生み出しやすい。

だからこそ、カウンセラー自身が相談者と同じ目線に立ち、同じ状況を見て、同じ心理を味わうことで、相談者は「わかってくれた=味方になってもらえた」となる・・・。

味方になってもらえてはじめて、相手の話に耳を傾けようかな、という気になるわけです。

見知らぬ訪問営業はシャットダウンしても、親友のおススメなら興味を持つ(たとえ同じ商品であったとしても)というような。


このやり方が、すべてのケースに当てはまるのではないでしょうし、そもそも人間はひとりひとり違うので、感じ方も様々です。

なので、ひとりひとり、その一瞬一瞬、大切なことは違うのかもしれないけれど、「相手の見えている世界を、見ようとすること」は、自分の中でも特に大切にし続けたいことだなぁと改めて思いました。