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困ったとき誰を頼るか

小学生の子供が転倒し、前歯が欠けるという怪我をしました。

応急処置をしていただき、これから欠けた歯を治していくのですが担当の先生からは歯列矯正を勧められています。

私は、子供の頃の嫌な思い出が尾を引いているのか、歯科に関しては全般的に疑心暗鬼で以前矯正を勧められた時も素直に聞くことができず、今回の治療にあたっても不安が付きまとっています。

そこで、20代のころにお世話になった歯列矯正の先生に十数年ぶりに電話でご相談をしました。

「急な電話はご迷惑では・・・」と思ったものの、本日治療を受けさせる前に聞いておきたいことがあったのです。

先生は、十数年ぶりの突然の電話にも親切に対応してくださり、心がほっとするのを感じました。疑問への回答もいくつかいただき、まずは怪我の治療を優先させること(詰め物で対応してもらい、たいそうなかぶせものにしない方がよい)、根や神経への影響については、歯科医の技術<神様にお願いするレベルであるということ・・・をおっしゃっていただきました。


不安に対してどう対処すべきかがわかると、すごく心が楽になります。

自分自身が数年間お世話になり、感謝をしたという経験から、私はその先生のことを信用しているのだと改めて感じました。


「信用する」というのは簡単なことではなく、信用しすぎてはいけないというケースも多いものです。

被害者意識にとらわれやすい人は特にその注意が必要だと思います。


キャリアコンサルタントとして「依存させてはいけない」ということは大変重要ですが、同時に信頼もされなければならない。

ん?信用と信頼、何が違うんだろう・・・


「信用」とは、「それが確かなものと信じ、受け入れること」

「信頼」とは、「ある人や物に高い評価を置き、仕事や要望を任せられるという気持ちを抱くこと」

なるほど。信頼できる相手の言葉だから信用できる、という事になるわけですね。


キャリアコンサルタントは、クライエントと信頼関係を構築し、自律的なキャリア形成を支援する役割なので、盲目的に信用してもらうというのは違います。

しかし「信頼」は絶対的に必要。


信頼できるキャリアコンサルタントを目指すことと、相手を依存させないキャリアコンサルタントになること。両方を実現していきたいです。