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感情を豊かに受取るために

人にとって気持ちを表現すること、表現したいという衝動は、とっても自然なことですよね。その流れを止めることはとても苦しかったりする。
また、何でもかんでも表現したらいいのか、と言われるとそうでもなく、場の雰囲気を見て飲み込んだりしてしまいます。

感情とは身の内で、まず、体感、認知、思考という形で湧き上がり、その後、外に向かって広がっていくものです。

この自然の流れは、個人の性格、育った文化、家庭で獲得してきた独自の言葉、暗黙の教えなどから影響されています。

私達の中にはいろいろな感情を勝手な判断で良し悪しの区別をしたり、この感情なら表現してもいい、でもこの感情は隠しておかないと等と偏見があるのかもしれません。

内側に起こる、あるがままの感情の流れをどこかで切り捨ててしまっていることになります。知らず知らずの間に源からも乖離していっているように

全ての感情「愛」「嫌悪」「喜び」「恐れ」「不安」「怒り」「悲しみ」「思いやり」まだまだありそうですね

全て自然に発生するもので、全てが自分の為に良い働きをするものだということなのですが、自分自身がネガティブな感情を味わうことは容認しないことがあります。

心身に湧きおこる感情をしっかり自分のものとして体験することと、外に向かって感情を表現していくことは異なることです。

例えば「恐れ」(不安)は、自分のもろさを表すと言われます。
「怒り」パワーを、「喜び」拡張していく外向きのエネルギーです。
「悲しみ」自分の人生にとって大切なものが何かということを教えてくれます。
「慈愛」「思いやり」自分や他者への細やかさを反映しています。

自分の中に備わっている自分のすべての人格(ホールネス)の要素は、体験的に学ばれ、感情の扱い方、強さ、限界といったものを通して身につけていくのです。

自分の中の感情は、人との関係次第で、深いレベルで感情を体験できたり、表現出来たり、逆に、押し込めなくてはならないと感じることがあるかもしれません。

豊かに感情を受け取るために
「私は、あなた(感情)がそこにいることを知っているから」
と感情というパーツに向かって語り掛けてみませんか


ディズニーのインサイド・ヘットの感情達を自分の中に思い描きながら

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ディズニー・ピクサー映画インサイド・ヘットよりお借りしました。



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