シェア
名もなき者が木を削り 名もなき者が火をおこし 名もなき者と共に生き 名もなき声が聞こえれば…
夜明けのコーヒーはアメリカン 琥珀色の奥に苦い記憶を沈めて 駅前の喫茶店で頼むモーニング …
そっと寄せた肩に はらはらと舞い降りた 冬の桜に重ねる想い 別れの季節は春だけじゃないと 知…
透き通る光の奥に 見つめる瞳が 僕の心に突き刺さる 瞼を閉じても感じる 君という目 その眼差…
冷めた目で温かい眼差しを投げかけ 心の奥底を決して見せることなく 全てをさらけ出すフリをし…
彼女が星の元へと旅立った日 空は悲しいほどに乾き 風は痛いほどに僕を刺す 声をあげて泣く枯…
黄昏前の空は 昼の名残りで 明るさを残し 青白い月にも 陽の熱を纏う 雲に映る夕日 空を染める虹 次第に色失い 青白い夕暮れ 今日の光失う まだ見ぬ夜空 宵の明星見て 重ねるは希望 青白い街の灯 明日は何処へ
雨粒ほどの星が降り 星屑ほどの雨が降る バスの窓に映る宇宙に 星座を描いて夢を見る 目的地…
心に残るのは 喉の奥を引っ掻くような 苦い味 忘れようとしても 新しい思い出を飲み込むたび …
森の雪道に赤い車 鉛色の雲を蹴散らし 雪煙を上げ 血潮のごとく 白い大地に 閃光を描く 街の…
灼熱の氷点下に 心の芯が震える 闇の中に消え 闇の中から現れる いたずらな時が 深呼吸して…
横断歩道の白線が 濡れて光る午後8時 雪になれない冷たい雨 まるで煮え切らない 二人のように …
サヨナラというのは かしこまりすぎて 泣いてしまいそうだから かるく手をふって 笑顔で言うよ…
朝一番の冷たい空気を 身体に入れると感じる 雪のきざし それは眩しい季節との別れ 抜ける青空に吸い込まれ 思い出が消えていく 夕暮れの寂しげな西空を 瞼に焼き付けると感じる 月のきざし それは安らかな時との出会い 満天の星空包み込まれ 憧れが生まれてくる