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地方の未来の話

東京都の緊急事態措置が発令され、飲食店などは営業時間の短縮が求められ、まさに雀の涙ほどではあるが金銭的な補助も出され、追随するように各都道府県も独自の対策を出してきた。


一般的には「あまり役に立たない政府」と「もう役に立たない政府は置いといて各自で対策やろうぜ都道府県」という構図に見えるが、実際各都道府県のフィジビリティは心許ないので、中央と地方の上下関係を無くしてうまいこと協力していければ良いと思う。


とはいえ、東京都が政府に反発するように見えるジャイアントキリング的な展開はわりと民衆の支持を得やすいし一般的な感情では良いのではと思う。


加えてだが、地方に関しても「お金はないけどこうやって明るい未来を作って行こう」みたいなスタンスは示してほしいなと思う。


お金がないから何もできないのではなく、お金がないなりにアイデアを出してほしいなと思う。


例えば、都会で職を失った人々を一括で引き受けて農家に弟子入りさせるとか。もちろん移住後に二週間隔離しなきゃいけないんだが。



あくまで個人的な意見になるが、東京で暮らす人のほとんどは「東京で満足に暮らせるような給与をもらってない」人々である。このピンチでその最下層の人々は確実に炙り出され、何かしらの補助と共に次の稼ぎ口を見つけなければいけない。


そして今後、家賃だけで10万もするような一人暮らしの人が、貯金もできず週末にクラブで遊んで人生の長い計画から目を背けているような人々が、満員電車に揺られながら昼食を抜いてまで家計をやりくりしているサラリーマンが、東京に住み続けたいと思うだろうか。


人生かなり詰んでいる人が東京にはごまんといて、さらに言えばある程度の富裕層でさえこの狭苦しい都市で生活し続けることに危機感を持っていることだろう。


今こそ地方は立ち上がるべきなのである。ガンガン雇用を増やす努力をするべきなのである。大学の研究施設をガンガン作ってベンチャー誘致して斬新でミニマムなスマートシティにでもすればいいのである。農業のIT化を進めまくってBEAMSとディッキーズにいけてるツナギでも作ってもらって一日6時間しか働かないのに年収1000万オーバーの若い農家とかを輩出しまくればいいのに。


地方こそ魅力に特化するべきで、それが昭和から平成にかけて主に観光地としての魅力を出してきたが、地方こそテクノロジーの面で魅力が出していければいいのにと思っている。


通信技術の発達で遠隔医療や自動運転が日本中で当たり前になる時代に、地方に特需があればいいなと思う今日この頃。


地方で何か面白いプロジェクトを立ち上げたいな、と思いつつ


なかなか手につかないのも私の現実。

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