奥さん次元を越える

早朝、うちの奥さんは実家に旅立った。昨日会えなかったお父ちゃんに会うのが目的らしい。私の朝はぼんやり目覚めない薬の残り香との戦いなので、布団の上でもがいていた。

しばらくして奥さんが帰ってきたが、表情が険しかった。なんか態度がそっけなく、ツンツンしていた。お父ちゃんには会えて、向こうも喜んでいたらしい。しかし、娘として母に説教してきたらしい。今までは我慢してきたことが爆発したそうだ。

もう、相手の思い通りにはならないと私に宣言してきた。私の思い通りにもならないで自由に自分がしたいように生きるといっていた。

やっとここまで成長したかとほっとした。何せ、私自身、東京の大学院からUターン就職で実家にもどっていて、その時から母のマインドコントロールにかかって奥さんを苦しめていたから。奥さんは私を反面教師にして、パラレルワールドへ進んでいったのだと思った。

自分が変われば回りも変わるなんて、そんなはずはないと私が説法したりしたから実行しているのだと思う。
これは、自分は変わろうと努力しても、周りのアホー逹はなんにも努力していないんだから変わるわけないでしょ。周りはなにも変わってないのよ冷静に考えてみー。という発想からたどり着いたことだ。
つまり、行動による努力により、自分のいる次元そのものが層を越えていったのだということだ。
つまり、周りは別の世界、別の人間なのだ。ここのパラレルワールドにいるだけで、昔はもっと下の層にいたのだということだ。

うつ病は魂があるパラレルワールドに取り残される状態であり、分離してしまっている距離があるほど深い闇に入ってしまうということだ。つまり、私が今まさに、その状況におかれている。

注意！
うつ病旦那は中２病ではありません。スピリチュアルとか狭い世界で考えてません。まじめです！

うつ病旦那