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米国利下げ直前の金利と為替相場の状況(2019年7月30日現在)


FRBが30日、31日の両日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で、米国の政策金利が2008年12月以来10年半ぶりに引き下げられる見込みだ。

歴史的とされる利下げにより日本の金利や為替への影響もあるとされており、前後でどういった変化があったのかの定点観測として、直前の状況を簡単にまとめた。

いずれも、2019年7月30日15時30分(日本時間)時点のものである。

■ 国債金利(自国通貨建)

■ 米ドルの為替相場(USD/JPYのスポット及びフォワードレート)

(フォワードレートのスプレッドは直先スプレッドで、単位は0.01円。)


□ データ元

米国債はbloomberg : 
https://www.bloomberg.co.jp/markets/rates-bonds/government-bonds/us
日本国債のうち、2年・10年国債はbloomberg :
https://www.bloomberg.co.jp/markets/rates-bonds/government-bonds/japan
日本国債のうち、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月の短期国庫証券は、日本証券業協会の「公社債店頭売買参考統計値」
http://market.jsda.or.jp/shijyo/saiken/baibai/index.html

スポットレート及びフォワードレートのスプレッドはbarchartの
https://www.barchart.com/forex/quotes/%5EUSDJPY/forward-rates
通貨先物の気配値は トウキョウフォレックス上田ハーロー株式会社の「為替先物気配値」
http://www.toforexueda.com/forward/outlight01.htm


(編集メモ)

特に日本の相場で面白い変化があった場合には随時更新して取り上げていこうと思います。

フォワードレートのデータがなかなか見つからずに苦労しました。Investing.comでも先渡し為替レートの配信をしていて数字は上表と大きな差異はありませんが、こちらは更新が鈍いように見えます。

お気づきの方はお気づきでしょうが、無リスク金利とみなされる国債金利とフォワードの為替相場が、金利平価説にしたがったバランスになっていません。たとえば1年でみると金利差が約2.2%(101.97/99.8)に対して為替レート差は約2.6%(108.57/105.76)です
ということは裁定取引が可能なはずなのですが、いったいどういうことなのか?この件もいずれ見ていこうと思います。





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