注意

題名にある通り、この記事は、私の性的な悩みを真面目に分析してみたという趣旨の文章です。
この記事においての私の目的は、自分のモヤモヤしたものを形にすることです。自己表現の一環であり、誰かをけなすためのものではありません。
しかし、誰かを傷つける表現が入っているかもしれません。とてもセンシティブで、あまり触れられない内容だからです。
それを踏まえて、読んでもらえれば幸いです。






批判覚悟で書く。最近私は胸が大きいことが気になっている。この、「数年前にできた異物」である。
完全なコンプレックスというわけではない。自慢だし、アイデンティティだし、自分の体型が嫌いなわけではない。

(※話が生々しくなることが嫌なので、胸の代わりに「異物」という言葉を使おうと思う。)
(※決して、胸が大きい事を批判しているのではない。『突然できたもの』というニュアンスで捉えていただきたい。そしてそれが、実際の私の感覚だ。)

どういう風に気になっているのかというと、
・他人にどう見られているのか分からなくて怖い
・鏡を見たとき、下を向いた時に自分を見ると思わず目に入る
・つられて他人の大きさが気になる(これが一番問題)
考えないようにすればするほど、「異物」が気になって仕方ない。まるで頭を占領されているようだ。


なぜ最近気になってしまうのか、自分なりに分析してみた。
「思春期真っ只中」。無難に、これがいちばんの理由だと思う。体の変化、それに伴う心の変化。社会科、家庭科、道徳などで私たちがきちんと習ってきた内容だ。
ただ、私が注目しているのは次の二つの理由である。

①性的なコンテンツ事故
インターネットを使用していると、”そういう”広告をよく見かける。別に変な事を調べているわけでもないのに、ただ普通に検索しただけで、”そういう”ものと遭遇する。広告だけでなく、動画コンテンツでも「異物」を強調したものが多いように感じる。
最早事故だと思っている。私にとっては、なぜ改善されないのか分からないくらい、事故なのだ。

②男女平等の動き
話は変わって、現在社会全体に男女間での違いを減らす動きがあることは、周知の事実だろう。私は賛成だ。特に労働に関してはより平等に近付け、その上で、男性も女性も選択の自由がある状況になる事を願っている。
しかし、この動きが①の問題と相まって、私に大きく作用している。
なぜなら、私は①−②間で生じる矛盾に、とても混乱しているからだ。①では男女の違いが誇張されていて、②では男女の違いが控えめ、というか無視されている。
一方では良しとされて、一方では悪しものとして扱われているように感じてしまうのだ。

この二つの理由を見ると、私の「異物」に関する悩みは、ネットが普及していて男女平等の動きが社会に馴染んできたからこそ、生まれた悩みなのではないか。


このように分析したわけだが、私は結局、この「異物」は良いものなのか、悪いものなのか、良くも悪くもないのか、私はどういう目で「異物」を見るべきなのか、わかっていない。
ただ、数年後には何も気にならなくなることだけは、薄々感づいている。おそらく、「異物」は異物でなくなり、完全に私の一部になっている。異物と思ってしまうのは、思春期の副作用とも言える、一時的な感情なのだろう。
そのことに気づいた上で私がこの気持ちを形にした理由は、記録を兼ねた誰かにメッセージとして届いて欲しいからだ。同じく悩んでいたり、悩んではいないけれど社会に違和感を感じている、誰かに。


今回は以上です!珍しく一日2作投稿に挑戦してみました。最近全く稼働していなかったので、とても楽しかったです。定期的に発散させねばと強く思いました。
では、眉毛なし子先生の次回作にご期待ください!!!

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