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技1a: 英語学習-レベル別

技1にて、年収1000万円を目指すにあたり、英語学習の重要性をご説明しました。今回は補足としてレベル別に効果的な学習方法をご紹介していきます。(読者のみなさんが日本で英語教育を受けてこられた方だと仮定)

①英単語を見ても意味がほとんど分からないレベル ⇒このレベルに該当する方は、今までの人生で英語をほとんど/全く必要とされなかった方が多いのではないかと推測します。アルファベットを見ただけで拒否反応が出てしまうレベルなら、まずは「勉強」という概念は捨てて、洋楽を歌詞付きで聴いたり、日本語字幕付き洋画を見たりして、英語の音に慣れることから始めてみてください。(私はタモリ倶楽部の空耳アワーを聴いて爆笑したあとに「なんでこの英単語の並びで日本語みたいに聞こえるんだろう」という疑問から英語の発音に興味を持ち始めました)

②簡単な単語の短文なら読み書きできるが長文を読みこなすことには苦労し、リスニング・発音はできないレベル ⇒私がこのレベルでした。語彙力もなくわからない単語があると辞書で調べべつまづき(私は辞書を持ち歩いていました)、長文になるとさらに読解に時間がかかり、何のことを書いているのか全体像が掴めませんでした。このレベルの方はともかく語彙力をつけ文章をスムーズに読めるようになり、「このスペルならこうやって発音するのか」という大体のパターン化ができることを目指すとよいと思います。

③センター試験・TOEICレベルの英文は読み書きできるが、会話は挨拶程度のレベル ⇒日本の英語試験で平均以上の方が該当します。このレベルの層はビジネス関連の雑誌を読んで、業務に関連する語彙力を磨き、英会話学校・オンライン英会話で会話に慣れることです。英語の基礎力はあるため、TOEICなどの英語試験対策から入っても、教材さえ合っていればあまり苦にならずに高得点を目指せるレベルなのではないかと推測します。

④英字新聞・雑誌なども読め、英文メールにも応答できるが、ミーティング・プレゼンテーションで自分の意見を言うことはできないレベル ⇒難関大学突破・TOEIC高得点のレベルで、話すことに慣れていないだけの層です。このレベルに属する方に言えるのは、言い間違いを恐れずに発言してみることです。また、英語は突破すべき試験科目の一つに過ぎず、「コミュニケーションを駆使して、より多く給料を得るための手段」という意識が低いという可能性もあります。スピーチに多く触れることで発表能力が高まります。私は転職面接やプレゼンテーションの練習のために、前日自宅で一人劇を何度も繰り返しています(恥)

英語の文章に慣れるには レベル①~②: ”STEP into READING”と "I can read"のシリーズ

⇒これらはネイティブスピーカーの小学生が読む挿絵入テキストです。Amazonで購入可能です。レベルは1~5まで分かれており、1は赤ちゃんレベルです。「馬鹿にするな!」とお叱りの言葉を頂戴しそうですが、いきなり字が多い書籍を購入して挫折するよりも、単語の意味を調べずにサクサク読める本の数を大量にこなして読む速度を上げるべきだと思います。

語彙力をつけるには レベル②: 

⇒私の学生時代には”DUO3.0”という教材をコツコツとやっていました。

上記の商品は例文が素晴らしいテキストですし、今でもAmazonで購入可能なのですが、今時CDなんて持っている人はいないので、代わりにスタディサプリをお薦めしたいと思います。今も昔も語学は反復練習が重要で、短い時間で手軽に何度も練習できるという意味で優れています。

会話力を鍛えるなら レベル②~③:         

⇒私の学生時代にはオンライン英会話などなかったので、価でいつでもレッスンで受けられるなんて本当によい時代になったと感激します。安私もレアジョブを試してみましたが、フィリピン人の講師の方の発音もよく丁寧に教えてくれる感じです。英会話に慣れるという意味では最良のスタートだと思いますし、通学型に数十万円を投資する前の試運転としてもよいと思います。

雑誌・書籍でビジネスレベルの内容に触れる レベル③~④: USNews/Times/Forbes/Wires/Economist等の雑誌・ベストセラーの原書⇒

読解が自然に出来てきたなら興味のあるビジネス雑誌・書籍をKindleで電子版で読むことをお勧めします。分からない単語に躓いてもすぐに調べられるし、郵送を待たずにすぐに、そして紙よりも安く読めます。

ミーティング・プレゼンテーションに使えるプロらしい発音で レベル④: TEDスピーチ/Amazon Audible ⇒YoutubeでTEDを観たり、Amazon Audibleで洋書を聴いて、話し方まで真似ることができるようになれば、外資系企業の転職面接で英語だけの要因で落とされることはまずなくなると思います。

本来ならオンライン英会話だけでなく、通学型の英会話スクールを紹介してあげられれば、読者の方に有益な情報を提供できたのですが、私が通っていたのが20年以上前なのでお役に立たないと思います。個人ブログで詳しく解説されていらっしゃる方もいますので、参考になさってください。申し訳ございません。

私も大学受験を除く英語学習の本格的な開始が10代後半と遅かったため、未だに完全な発音はできませんし、流暢なレベルで意見を述べることはできません。それでも、ミーティング・プレゼンテーションで気を付けていることは、短い文にしてはっきりと正確に伝えることです。日本語でもスピーチで「あ~(um~)」というのが癖になっていて、英語でも同じ癖が出てしまっていました。余計な音を出すと、内容がぼやけてしまいますし説得力に欠けます。ビジネス上では政治演説のようなスピーチは必要ありません。また、ビジネス上では会議文書・データが本人よりも雄弁に語ってくれることが多いです。事実・問題点・提案の3点をしっかりと準備し、要約だけ端的に高騰で伝えるだけでも外国人の印象はかなりよくなります。

外資系企業で部長~役員を務められている日本人の方には、帰国子女の方が多く本社役員と完全な意思疎通ができる方が多いというのが私の観察です。私も現状に満足せず努力は継続していますが、このレベルの壁は高いと言わざるを得ず、挫折感を味わっています。

サポート頂いた方には100円につき1つ年収アップのための質問にTwitter DMでお答えします。 なお、年収2000万円以上の方のサポートは受け付けておりません。逆にお金を払って教えを請いたいです!