夏の記憶
こんにちは【ごきげん活動家】まなです。
お盆が過ぎて、8月も後半かーと思ったら、ふと思い出した記憶。
次男を妊娠中、ある朝突然出血して、止まらない血を見て不安がいっぱいになりながら、長男を連れて産婦人科に駆け込んだ。
駆け込んだと言っても、大きな道まで出ないとタクシーが捕まらないから、1才の長男をベビーカーに乗せて、早足でひたすら歩いている間、どうしようどうしようと怖くて仕方なかった。
産婦人科に着いたら、赤ちゃんは無事だったものの、即入院が決まって、私は切迫流産でそのまま1ヶ月を病院で過ごした。
その年は暑い夏で、いつもならお盆を過ぎると涼しくなる北海道も、暑い日が続いていた。
まだまだ長男と一緒に遊びたかったのに。
入院を機に長男は義実家に預けられ、そのまま退院まで会えなかった。まだガラケーの時代、今のようにビデオ通話は一般的でなくて、お母さんを思い出して泣かないように、という配慮からか、長男に私の写真を見せたりもしていなかった。
暑かった夏が終わって涼しくなるのを、病院の窓から眺めていた。夏が終わってしまったなぁと。
すっかり涼しくなった9月下旬に退院した頃には、長男は私のことを忘れていた。
あのときの悲しさや寂しさは、ずっと忘れることはないと思う。
そのときのショックが大きくて、その後どんどんメンタルが悪化していって、私のなかの暗黒時代に突入していくのだけれど。
今日はその話はおいといて。
切迫流産になる少し前、私は義実家のお墓参りのために帰省していた。
長時間の車の移動が続いて、途中からつらくなっていたのに、私は言い出せなかった。そしたら案の定、帰る日になって熱が出た。ものすごい具合悪いなか、帰ってきたのを覚えている。
本当はあのとき「お墓参り行きたくない」って言いたかったんだ。「体がしんどいから休みたい」って言いたかった。でも、いいお嫁さんでいたくて、いい奥さんでいたくて我慢した。
帰ってからも、だるいけど家事をこなして(布団の上げ下げもしていた)、長男と公園で遊んでいた。
頑張っていたなぁと思う。
あの頃の私、健気に頑張ってた。
自分の気持ちを言えなくて(そもそも気づいていないから言葉にならない)、周りの人の希望を叶えるように、みんなが調和するように振る舞っていた。
でも、その「みんな」のなかに私はいなかったんだと、今ならわかる。
調和しているみんなを見るのが私の幸せ。
そんな風に思っていたけれど、そんなの嘘っぱちだった。
私はずっと寂しかったし、私は私を見てほしかった。
私は、私を含めた調和を望んでいたんだ。
切迫流産は、私にそれを気づかせるためのイベントだったんだなぁと思う。
あの頃から紆余曲折を経て、私は少しずつ、自分の気持ちを口に出して伝えられるようになった。
体が教えてくれた。次男が教えてくれた。
「もっと自分自身を見て」
まだまだ、自分自身をおざなりにしてしまうことも多いけれど、あの頃より少しは、自分を見ることができるようになったかな。
あの頃の私に伝えたいな。
大丈夫だよ。ありがとう。って。
この夏の妊婦さんは、この猛暑のなかマスク着用とか、想像するだけで、心も体も大変だろうと思います。
どうぞ無理せずに、ご自身の体を1番に大切になさってくださいね。
もちろん、妊婦さんじゃない方も。
無条件の愛と祝福をこめて
それでは今日もごきげんな1日を
【今日のありがとうのワーク】
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