【ごきげんのつくりかた】理想の自分にアドバイスをもらう

こんにちは【ごきげん活動家】まなです。

久しぶりに学校から電話がかかってきまして、ちょっとしたトラブルがあったことを知りました。

簡単に言うと、息子がお友達をからかって嫌な思いをさせていたのです。

事実関係を本人に確認したら、確かに言ってたそうで。

さて、こんなとき、どんな声をかけますか？

「自分だったらどう思う？」
「相手の立場に立って考えなさい」

よく私が言われていたことです。

でも、この声かけって、あんまり意味がないと思いませんか。

というのも

「自分だったらどう思う？」って考えても「なんとも思わない」「全然気にならない」だから「相手の立場に立って考え」ても「大丈夫」だと思う。そうしてやったことが相手を傷つけてしまう。ということが、私にはよくあったからです。

たとえば、お友達に「わぁー！そのファンデーションすごく肌がきれいになるね！いいファンデーションだねー！どこのファンデーションなの？」と聞いたら、お友達がムッとして「それって私の肌が汚いってこと？」と言われたことがありました。全然そんなつもりはなくて、えぇっ！？とびっくりしたけれど、考えてみると、まぁ、そう取られてもおかしくないよねと後からわかることは多々あります。

自分が嫌だと思うポイントと、他の人が嫌だと思うポイントは違います。だから、自分は大丈夫でも相手が傷つくことがあるし、もちろんその逆もあります。

話を聞くと、今回もそういったポイントのズレが原因のようでした。

こういうとき「もしも自分が相手だったら」と考えても「自分は大丈夫だし」としか思えないし、「どうして相手が嫌だと感じるのか」を考えても、よくわからない。嫌だと言われたら、あぁなるほど！と思うけど、言われるまでは想像できないことがほとんどなので、気づかない。

ただわかるのは言ったあとで「これを言うと、相手が嫌だと感じるんだ」ということだけ。

だからまずは、それについてどう思うか？を考えてもらいました。

そして、それがわかった上で、どうするか？ということ。まだ同じことを言い続けるのか、それともやめるのか。

この時点で息子は「謝る」と言っていました。

さらに、自分がどんな大人になりたいかを考えてもらいました。

そして「その未来の自分が今の自分を見たら何て声をかける？」と聞いてみると、「もっと周りの人に優しくしたらいいよ」って言ってる、と答えてくれました。

その表情が明るくて、すごく嬉しそうで。

話したあとからは、いつもは喧嘩ばかりの兄弟にも優しく接したり、きびきび動いていつもより早く寝たりしてました。

理想の自分からのアドバイスで、こんなに変わる。だから本当はあれこれ細かい小言は必要ないんですよね。自分がどう在りたいのかを思い出させるだけでいい。

まぁ、とは言ってもそこは小学生。寝て起きたらほぼ元通りだったので「理想の自分」を意識することが課題なんですが。

いろんな問題に向かう前に、１度「どんな自分でいたいのか？」理想の自分を想像して、「理想の自分なら今の自分に何て言うかな？」と考えてみると、問題の解決よりも、もっと大きな生き方のヒントをもらえます。

自分の生き方を理想の自分に問いかけて、自分自身で見つけていけたら、毎日ごきげんですよね。

理想の自分からアドバイスをもらうこと、自分にも、お子さんにも、ぜひやってみてくださいね。

無条件の愛と祝福をこめて
それでは今日もごきげんな１日を

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