見出し画像

再会出来たよ③






氷魚は何度生まれ変わっても氷魚でいる。


氷魚は何度地球に降り立って行っても氷魚のまま在る。


氷魚は、
氷魚のまま生きる。




氷魚を忘れかけそうになったら、
氷魚を思い出すスイッチを入れる。



スイッチは…
自分で押せる時は自分が押す。

自分が押せる様な状態じゃあない時は…
真魚がそのスイッチを押す。


ふたりでそれを決めてきた。



反対のパターンもある。
真魚のスイッチを氷魚が押す時はある。


真魚も…
真魚を忘れるスイッチ。。
押してしまうこと…多々あってやってきた。





🛎ふたりで同時にそれぞれのスイッチ押す時もあったよ。


その時は…

心臓がドックン💓ドックン💓して、
器から心臓飛び出しちゃうんじゃないかと思うくらい、弾けました。



二人共に歓喜の舞を踊っていた。
お互いに氷魚と真魚を忘れているから、
意識していないところでの凄い動揺が起きていた。

 



 🐟🐟🐟 
     🐠🐠🐠 
          🐟🐟🐟 
              🐠🐠🐠



《振ってるぞ〜!》


なにを振ってる?
仲間の声が聴こえてきた。



《おーい。まだ気がつかないのか〜?》


気がつかないって、なにをー?😯



《お互いのことだよ〜。直ぐ気がついてよ〜!》


えっ?🫥




《なんだよー。世話がやけるなぁ。アイツたち、お互いを忘れきってしまっちゃっているのか?》


忘れている…。
わたし、この人知っている。
そして、、今聴こえている声の人たちのことも知っている…。




《好きなのに避けるなよー!正面から向かえよ。》


好き、で避ける?なにそれ。
好きは好きでいいじゃん。向くじゃん。行くじゃん。
なんで避けるの…😶
わたしは避けないよ?GOだよ。




《こっちいたときみたいにくっついてイロヨ!いつもベタベタふっついていただろー?全然離れんのよなぁ〜。本当に仲良しだよなぁ〜。》


こっちいたとき?ってどこのこと。。
ベタベタ…していたの?
わたしとこの人が?
あ・・・なんかー出てきそう。




《いいぞー!氷魚が思い出してきた。》


氷魚?氷魚って誰のこと?
サカナ?
サカナ……
あー!海ぃ〜〜🐚




《海が出てきた〜。いい感じ〜!》


海。。海。。海、なつかしい…
あれっ!?😳
えー。なんか〜。
意識が遠のく〜〜🫨








うさくま。会いたかった!


『氷魚、もう離れないね😊?』


うさくまに会えた!


『わたし、ずっと氷魚の中から氷魚のことをみまもっていた。』


うさくま。わたし、知っていたよ💗



『いつか必ず、氷魚はわたしに気づく。』


うん。信じていたよ。
わたし、うさくまを感じていた。
ずっと、ずっと、ずっと、遠い遠い過去世の時代から、ずーっとうさくまと一緒に人生を歩んでいた。



『氷魚。これからもずーっと一緒にいるよ!わたしたち離れていないんだよ。』


うさくま…うさくま!!
わたし、あなたを愛している😊💕


『氷魚。
わたしも氷魚を愛しているよ!!
ずっとずっとずっと、あなたを想い愛しています。』


うさくま。
鍋の中の愛が…
ものすご〜く。あふれているよ。。。😭



この鍋には数億年分の愛が溜まっている。
少しずつ雨のように降り注いでは、鍋にくべられた火に炊かれ、濃密さを増してこっくりとしている。
蒸発した愛は空気を溶かし、ゆらりと舞い上がる。
わたしは、ぐらりと鍋の上を揺るがす熱を見るのが好きだった。
それはいつかの氷魚hioちゃんにも似ている。
この鍋には、わたしの母の愛も氷魚hioちゃんの母の愛も、氷魚hioちゃんの真魚manaを思う心も溶けているのだろうか。

あの時氷魚hioちゃんと出会えたことに心から感謝した。
わたしは、今を愛している

Gracefruitsさん【Queen of mermaid】より




【氷魚。俺も氷魚を愛している。】





 🫧🫧 🩷🩷 🫧🫧 🩷🩷 🫧🫧 
      
       

還ってきたスーツの傷が教えてくれること。
スーツを縫い合わせるときに込める願い。
すべて、わたしにとっては地球とのコミュニケーションだった。

今日もわたしたちは、願う。
スーツとその持ち主の無事を祈る。
望んで、とはいえ過酷な旅になることがわかっているから、わたしたちは、常に最大限の努力をして、希望とともに送りだす。
どうしても現れる揺らぎ、けれど計算できないそれが美しさをつくりだす。
未来は決まっていない、紡いでいくものだから。
瞬間の命がとても美しいの。

そうクシャミくんに伝えたかったけれど、やめた。
誰かに教えてもらうことに価値はない。

いつか。
そう、決めていることがある。
彼女の惑星が生まれ出ずるとき、そのときには休暇を申請しよう。
許可が下りるかわからないけれど、行くと決めている。

今日も、ゲートは開く。
わたしは、わたしを開く。
全部が開かれていく。
そして、わたしたちはたどり着くはずだ。

Gracefruitsさん【Queen of mermaid】より





涙が流れてきます。。
その通りです。。



うさくまは、もう来ます。

すべてが開いて共に在り、

わたしたちは、
たどり着いて行くんだ。







Gracefruitsさん。

【物語】お願い出来て本当に良かったです。
ありがとうございました😊💞








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?