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インクルージョンって何?

「インクルージョンは子供たちの笑顔から」inチカホ

無事に昨日一昨日と二日間のイベントが終了しました。
ブースの前で足を止めて真剣にインクルージョンについて聞いてくれたみなさん、本当にありがとうございました。

おとどけ北海道として由仁町・長嶋しいたけ農園の原木干しいたけのサンプリングを行い、大変喜んでいただけました。今も原木でしいたけを育てていることにみなさん感動してくれてました。美味しく食べてくださいねー!

長い文章です、お時間あるときにご覧ください。

今回は
『#インクルージョン という言葉をまずは知ってもらいたい』

そんなインクルージョン未来推進機構 代表 島 信一朗の思いを形にしようと札幌、そして函館からのボランティアスタッフ、視覚障がい当事者が一つになり、さまざまな展示を行いました。

廃棄される点字シートを使って作った紙ヒコーキや折り紙で多くの方に点字に触れてもらい、知的障がい・発達障がいと表現される子が書いた芸術的な絵にはデザインの仕事をしてる方が絶賛してくれました。
応援団の一人である増田明美さんのナレーションによるPR動画、さらには札幌の農試公園にあるインクルーシブ遊具で遊ぶ子供たちの笑顔のパネルたち、インクルージョン未来推進機構のパンフレットを見たみなさんからさまざまな感想もいただきました。

「全部の学校に一つはインクルーシブ遊具があればいいのに」
「私が仕事をしているときにこんな考え方が浸透していたら」
「子供たちに教えたい」
「いい考えなのになんで広まってないんでしょう?」

看護学校の先生はちょうど生徒たちにインクルージョンについての授業を行ったばかりということで足を止めて話を聞いてくださいました。

そんな中で一番多かった声は
「インクルージョンについてはじめて知った」

というものでした。
そりゃそうです。
インターネットで調べても「インクルージョン=(直訳で)包括」を意味する言葉と出てくるくらいですから。

あくまで私、山口圭の個人的意見ですがこのように説明していました。

【インクルージョンとは、目が見える人、見えない人、障がいがある人、ない人、車椅子を使っている人、全ての人がそれぞれを個性として捉え、違いを認め合っていこうという考え方です。そしてその先には子供たちの笑顔があるはず!そんなインクルージョンを広めていこうと活動する団体です。】

こうお話して、あんたは間違ってる!!!なんて声は一つもありませんでした。そして多くの方が「頑張ってください。」と声をかけてくれました。

いやーほんと笑顔あふれるいいイベントでした。

※インクルージョンについて正しくはこちら→ インクルージョン未来推進機構→inclu-m.com

長ーい文章になりましたが、最後に。

イベントに参加した娘と寝る前に話をしました。

「目が見えない人って光は見えないの?」

光がぼんやり見える人もいれば、光を感じることができない人もいるだろうし、人によって違うんだよ。

「じゃあ島さんは?」

うーん、どうだろうな、今度聞いてみたら?

「えー、見えてほしいな、そしたら私が死んだら太陽になって光をとどけるのに。」

涙が出そうになりました。
これがインクルージョンなんです。

相手を思いやって相手のために何かをしてあげようとする心を持つこと。

今の私のインクルージョンって何?という問いに対する答えはこれです。

これからの世界をより良いものにするためにインクルージョンについて一緒に考えていきませんか?

最後に娘が放った言葉。それは

「あ、でも島さん先に死んじゃうか」

でした。

島さん、勝手に死なせちゃってごめんなさい。

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