自信は生命線
子供がよその人に褒められたときに、親が
「いえいえ、うちの子なんて全然ダメな子なんで」
なんて言っちゃう光景はよくあるし、うちの母もそうだったけど
そもそも子供が褒められてるのはその子が頑張って出した結果か、その子の持ってる魅力や才能への評価なのに何故お前が横から否定する?と思うんです。
お前に言ってんじゃないんだよ、その子に言ってんだよ
何故、人の褒め言葉を横取りしてゴミ箱に捨てるようなマネを我が子にするのだ?
みなさま、息をするかのように当たり前の社交辞令かのように、はたまた謙虚に謙遜?つつましく?とか勘違いしてるのか、とってもひどいことを軽々としてますよね。
確かにそういう親御さんめちゃくちゃ多いよ。
しかし、褒められても親が頑なに「ダメな子」と本人目の前にして人前で公言する、ってすごい精神的虐待だと思いません?
大人になった自分がもし知らない誰かにやられたらムカつきません?
それを、親にやられるわけです。
以前、年下の彼氏と付き合ってて、彼の母親と二人で話したときに、彼のことを裏でボロカス言ってまして、後日色々あってその事をぶちまけて避難した事があるのですが(笑)
そしたらその場にいた彼の妹が
「ほら、親って子供をふざけてディスったりとかするじゃないですか?普通自分の子供を褒めたりしないですよね?そういう感じですよ」
と、言って庇ってたので、思わず
「それのどこがやっていい事なの?」
と言ったら返事に詰まってたけど
まずそういう風潮が子供の自信を奪ってるんですよね。普通褒めない、ってなんだ(笑)
そして自信のない子になってしまったら
「何であの子はああなのかしら?」
なんて言ってる。
なんでそんなことくらいで?
それくらい普通じゃない?
普通ってなんだよ、と。
みんなやってる、とかそういうもん、とかじゃなく
自分のその言動が子供にどう言う影響を与えるか、と言うことをちゃんと考えていかないとね
よくあることだからやっていいわけではない。
「あの子はダメな子だから」と言ってた人の子供が「私はダメだから」と言ってるのを見ると辛くて泣きそうになる。
緩やかに長く続く虐待なんだなあと思う。
前も言ったけど自信は本当に生命線
自信がなくて生きづらい思いをしている人や、生きるのをやめてしまった人は本当に多い。
大袈裟ではない、ささいな否定の積み重ねは子供の命を削っている。
その生命線である自信を一番奪ってるのは他ならぬ親である事が多く、本人は自信を奪う言動に全く気づいていない事が多い
せめて「子供が貰うはずだった褒め言葉を横取りしてゴミ箱に捨てる習慣」くらいはやめよう。
「ダメな子」
なんて絶対に言っちゃいけない
「謙遜」のつもりで言ってるのならば、理由もなく無駄に傷つけているのでなおさら悪だ
些細な否定も少しずつ自信を奪い、命を削っている
それでも世の中はようやく少しづつ変わって来たけど
親になる人たちがみんな、流されるのではなく「自分の頭で考える」行動が出来る大人になっていかないとね、なんて思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?