親による子どもの誘拐(連れ去り)は児童虐待です

2019年1月に5歳の息子を誘拐されました

誘拐をしたのは妻です…

事前に何の協議もなく子どもを連れて出ていかれ、子どもと会えなくなりました

私はこれは犯罪であり児童虐待だと考えています

以下は東京国際大学 臨床心理学教授のレポートを一部抜粋したものです

離婚が子どもにマイナスの影響、悪影響を与える事、親による子どもの誘拐(連れ去り)は児童虐待である事を多くの方に知っていただきたいです。


・離婚は子どもに負の影響を与え、離婚後も子どもと両親の交流を確保し、親の紛争に子どもを巻き込まないようにしない限り、離婚は子どもに生涯にわたる悪影響を与え、子ども達の脳機能を損なう危険があります。研究では親の別居、離婚後に子ども達が、感情的、社会的、身体的問題を引き起こす、複数の要因が示されています。通常子どもたちは、離婚の心構えは出来ておらず、両親は通常、離婚について十分な説明をしていないので、子どもたちは対処するのが難しくなります。

 日本の家庭裁判所は、子どもの監護の継続性を優先するため、親同士の高葛藤、子と別居親の断絶、ストレスの多い生活の変化が容易に生じます。これらの問題は子どもにマイナスの影響を与えます。

 特に親権がない親と関係が断絶されることが大きな問題です。子どもは、父親に見捨てられて、もう愛されていないと感じ、最悪の場合、誰も彼らを気にかけていない、生きる価値はない、とまで感じます。

 さらに悪いことに、親権を持つ親が、パートナーなしで、一人で子どもを育てることが大きなストレスを引き起こすため、時に心理的、身体的に子どもを虐待することもあります。

・日本では離婚後に単独親権であり、親がもう一方の親の同意を得ずに子どもを連れ去っても犯罪ではないと言うことを、知ることが重要です。児童心理学者の立場からすると、親による子どもの誘拐は児童虐待です。

 私たちは、子どもにとって、親に突然会えなくなる、親を失うことはトラウマ体験になりうることを認識する必要があります。このような体験は、うつ病、不安症、将来の生活での人間関係の発達を困難にするだけでなく、社会的、精神的、身体的な問題に、より大きなリスクの中に子どもたちを置く事になります。

 トラウマが子どもの脳にダメージを与えることが、科学的研究により明らかにされています。

 研究結果では、彼らは生涯にわたる注意集中の困難さ、感情のコントロール、課題処理の問題を抱えます。親との分離や離婚へのトラウマ的な反応は、子どもの年齢に基いて異なって現れます。乳幼児期(3歳〜6歳)でよく見られる問題は、言語発達が乏しい、叫んだり、普通以上に泣くことが多くて、そいて新奇の状況や他人への恐れです。児童期(6歳〜12歳)では、学校生活に適応することや行動を律することが難しかったり、絶望感などが挙げられます。年齢が13歳〜18歳の思春期には、学業成績が低下したり、学校からドロップアウトする割合が高く、早期の性体験と、孤立感や低い自尊心に苦しんだりします。

 このようなトラウマ的な経験から子どもを保護するために、別居親との継続的な交流が不可欠であり、それは健全な親子関係を発展させ、離婚後の生活に適応するのに役立ちます。さらに研究でそれが同居親と別居親の両方の親自身の幸福にも良いことが示されています。


私はこれを読んでから非常に子どもの事が心配でならない。なんとか早く助けてあげたいと言う思いしかない。

今離婚を考えている方は子どもの事を最優先に考えて、親の紛争に子どもを巻き込まないよう最大限の配慮と努力をして欲しいと思う。



サポートは別居や離婚を経験した子どもの支援に活用させていただきます。宜しくお願い致します。