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開催報告)第10回スキマ研究会

第10回スキマ研究会「スキマ時間の活用術-ちょっとイイコトの始め方-」

事業:まちづくりの推進に係る事業
主催:認定NPO法人まちづくりスポット
場所:まちスポ飛騨高山、Zoom
開催日:2022年9月22日(木)19:00~20:30
参加者数:現地参加者8名、オンライン参加者8名
スキマ案内人:村中美耶子氏(コープぎふ・おたがいさまひだ)、澤秀俊氏(活エネルギーアカデミー)、ながいしともき氏(ヒダスケ!)


今回のスキマ研究会では、飛騨高山地域でお互い様活動をしている3団体にお集まりいただきました。

「コープぎふ・おたがいさまひだ」から 村中 美耶子 様、「活エネルギーアカデミー」から 澤 秀俊 様、「ヒダスケ!」から ながいし ともき 様がスキマ案内人として登壇いただきました。モデレーターは、まちスポ飛騨高山の伴奏をしていただいている全国コミュニティ財団から石本さんが務めました。

はじめにスキマ案内人の方々に団体の紹介をしていただき、運営における楽しさと難しさの両方を聞くことができました。どの団体もボランティアへのネガティブな考え方を払拭すべく、ポジティブな仕組みづくりを目指すという点で共感しあっていました。後半は参加者も交えたディスカッションが行われ、それぞれの想い・感想を共有しました。参加者には、団体に興味のある方、自分でも取り組みたい方、地域のスキマに関心がある方がいました。感想には、「自助・公助・共助のなかで公助を待つだけでなくこの地域における多様な共助を知ることができてよかった」とありました。それぞれが活き活きと互いに助け合いながら創造する社会を目指すためにはどうしたらよいのか、ミライへ向けた会となりました。


オカエシがもらえるボランティア活動を運営しているこの3名にお話いただきました。

コープぎふ・おたがいさまひだ

村中 美耶子 様 
楽しく子育てができ、年をとっても安心して暮らせる、住みやすい地域づくりをすすめることを目的とした団体です。利用者・応援者・協力者からなる有償のボランティア制度を運営しています。
詳細 https://www.coop-gifu.jp/fukusi/hida.html

活エネルギーアカデミー
澤 秀俊 様                              
大自然の恵みをエネルギーとして活用することで、地域を活性化し、豊かな暮らしに貢献したい!そんな熱い思いから飛騨高山の有志により2014年に設立されたNPO法人です。地域通貨Enepoを活用して間伐材の利活用を進めています。
詳細 https://www.enepo-takayama.com

ヒダスケ!
ながいし ともき 様                          
地域の人と体験でつながり、「オカエシ」がもらえる、飛騨市をもっと楽しむための「参加型プログラム」です。地域通貨さるぼぼコインも活用しています。
詳細 https://hidasuke.com/


~参加者の声~
「印象に残ったことは?」
スキマ活動も年齢もさまざま。余裕のある高齢者を巻き込む、こどもも巻き込む、と面白いと思った。
●飛騨に眠っている価値(間伐材)を使って、豊かさが増えることを知れた
●Enepoの取組み。地域資源循環の仕組みを、地域通貨を活用して持続性を高めている点、洗練されていると思いました。何より、間伐という課題に対し、強要するのではなく楽しむことを重視し、Well-being を実現していく考え方が素晴らしいと思いました。