見出し画像

開催報告)第6回スキマ研究会

第6回スキマ研究会「不登校、その先を考える」

事業:まちづくりの推進に係る事業
主催:認定NPO法人まちづくりスポット
場所:村半 オンライン
開催日:開催日:2022年4月21日(木)19:00~21:00  
参加者数:40名
スキマ案内人:高山市教育委員会主事・川上祐輔氏、若者サポートステーション・サテライトマネージャー・澤谷美津枝氏、精神科医/産業医・益田大輔氏


6回目の今回は、「不登校、その先を考える」と題して、飛騨地域の不登校の子どもたちをどのように地域で見守れるか対話をしました。スキマ案内人(ゲスト)として川上祐輔 さん(高山市教育委員会 主事)、澤谷美津枝 さん(若者サポートステーション サテライトマネージャー)、益田大輔 さん(精神科医/産業医)をお招きし、モデレーターは事業パートナーの古里圭史氏が担当。今回は過去最多50名に迫る応募がありました。「(子どもの親として)情報をどのように集めればいいか、困った」「実際に場の運営をしているがどのように声がけしたら良いか、、」など様々な視点からの話が飛び交い、話が尽きない様子でした。

人と話すのが不安
学校に行けていない
就職したいけれど
ひきこもっていて外に出るのが不安
非行傾向にある
子どもの将来が心配
子どもにどう対応していいか

悩みを抱えた自分自身とこれからどのように付き合っていったら良いのか、
進路選択をはじめ、この先たくさんの選択肢があることを伝えるために周りは何ができるのか、スキマ案内人と地域住民と考えることができました。


~参加者の声~
「印象に残っていることは?」
多様な社会になってきており、人生100年時代と言われてきて、1年位ゆっくりする時間があってよいと言われたことが、不登校の子を持つ親としては救われました。また、不登校の予後は比較的よいとの言葉も明るい未来を想像することができました。
●ななめのつながり
●不登校やひきこもりは、状態である。出向く、つなぐ。社会的処方等の言葉
●不登校について福祉側は許容しようとする、教育側は減らそうと努力しているように感じた。
●親自体が自己肯定感が少ない
●緩やかな斜めの関係が大切 なぜ?なんで?でなく、できることを一緒に探そうというスタンス。 自立とは、依存先を増やすこと。 同じ言葉でも話す人と状況で変わってくるということ。

「次はどんなテーマでスキマ研究会やりたい?」
●今回の不登校のその先を考えるはまだまだ深掘りして話したい内容なので、第二回もお願いしたいです。 今回は市の教育委員会の方も参加され、義務教育での手厚さを感じました。しかし、高校で不登校となると、相談機関、18歳成人の焦りもでてきます。義務教育ではないだけに難しさがあります。高校生の不登校も取り上げてくださると嬉しいです。
●飛騨圏域におけるヤングケアラーの実態と基礎自治体の取り組み
●8050問題
●引きこもりから抜け出したいと思ってる人のお話
●地域のスキマを未然に創らない今の大人の学び・スキルアップ・社会教育について
●介護や地域とのかかわりについて
●様々な障害を持つ方が町の中で普通に暮らすためには
●一通り、暴れたり、ひきこもり、おためし行動を終えた子どもの次の一歩への寄り添い方
●特性(発達障がい)がある子の将来について 、関わりかた、接し方