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あした死ぬかもよ?

ドキッとする問いかけである。

私は、会社に出掛ける前に毎日子供達を抱き締める。寝る前に毎日子供達に大好きと伝える。もし、今日私が事故にあって2度と会えなくても。もし、今日地震が起きて私が死んでしまっても悔いの無いように。

昔、阪神淡路大震災を経験したことがある。

突然地震は起きて、昨日までと全く違う日常になることを知っている。

毎日がとても大事だということを意識している。つもりである。でも、毎日が忙しすぎて大事なことを見失っている気がする時がある。好きなことを仕事にできて、可愛い子供もいて恵まれているはずなのに、無性に何もかも投げ出したくなる時がある。

最近出会った本、【あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問】著者ひすいこたろうさんの本には、こう書いてある。

さあ、今日も1日が始まった。              あなたがいうべきセリフはこうです。                         そう。                         「ヒャッホーーー」


生まれただけで奇跡。毎日が普通でも、その日常さえ素晴らしいと思えたらどんなに素敵だろう。

自分より大変な人もいるんだからこのくらい当たり前。もっと頑張らなきゃ。と、最近は自分を追い込んでいた気がする。

仕事が楽しくて仕方なかった20代。

いつも目標に向かっていられた30代。

さて、40代が始まった。

叶う夢と叶わなそうな夢も分かったきたし、社会人としての人生はまだ20年もある。人としての生は、あと60年くらいあるかも。

死ぬときに「最高の人生だったな」と思えるために、もっと自分の声を聴こう。夢は点ではなく面だ。いや、体積のような空間だと思えたらもっと気持ちは楽だ。今いる点から結べなくても繋がる先に夢という大きな空間があれば、今の日常も仕事もすべてそこに繋がるための道だと思う事ができる。

たった人生100年。楽しく生きないとつまんないですよね。

この世に生まれ落ちたからにはもっと楽しまないと。