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TVer生活:きょうの健康・「メンタルの不調を改善」漢方薬のチカラ

【きょうの健康】
心身を整える!東洋医学
「メンタルの不調を改善」
漢方薬のチカラ

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配信終了2023/06/12 20:45


【NHK健康チャンネル】
「メンタルの不調を改善」漢方薬のチカラ
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1514.html

<以下、抜粋>

「メンタルの不調」→ 気虚/気滞/気逆

気虚(ききょ)
体を動かすエネルギーである「気」が不足しているため、気力がなく倦怠感(けんたいかん)が現れやすいのが特徴。また、「気」を作るとされる胃の調子が悪い人もこのタイプが多い。
セルフケアは、食欲がなくても少しでもいいので「よくかんで食べる」こと。また、お風呂につかるなど「全身を温める」ことも大切です。

気滞(きたい)
「気」の流れが悪いため、気分や感情が不安定、眠れないといった症状が出やすいのが特徴。また、のどが詰まるような感覚も起こりやすくなります。
セルフケアは、「気」の流れをよくするという「香草」などを食事に取り入れること。また、睡眠環境を整えて十分な睡眠をとることが大切です。

気逆(きぎゃく)
通常は、上から下に流れていると考えられている「気」が逆流しているため、足は冷えるのに、のぼせるなどの症状が起こりやすいのが特徴。また、動悸や突発的な頭痛なども起こりやすくなります。
セルフケアは、足を温めたり軽い運動を行うことが大切です。
 


メンタル不調に処方される漢方薬



気虚(ききょ)
【気虚→生薬】
人参(にんじん):朝鮮人参
主な作用:滋養強壮

【人参が使われている漢方薬】
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、
十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)、
人参養栄湯(にんじんようえいとう)、
六君子湯(りっくんしとう)、
加味帰脾湯(かみきひとう)
など



気滞(きたい)
【気滞→生薬】
柴胡(さいこ)
主な作用:抗炎症作用
蘇葉(そよう):赤紫蘇
主な作用:抗不安・鎮静作用

【柴胡が使われている漢方薬】
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、
抑肝散(よくかんさん)、
抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)など

【蘇葉が使われている漢方薬】
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、
香蘇散(こうそさん)
など



気逆(きぎゃく)
【気逆→生薬】
桂皮(けいひ):シナモン
主な作用:解熱・抗ストレス作用

【桂皮が使われている漢方薬】
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)、
桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
など



※漢方薬の服用は自己判断せず、かかりつけ医や漢方専門医にご相談ください。

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