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人に困らないお店 その1求人の第一歩。

こんにちは、サイヨウの哲と言います。

今年で飲食店を経営し17年目を迎えます。

飲食店は、料理を作って提供する以外にも
仕入れ、販促、集客等、
やらなくてはいけないことはたくさんありますが、
その中でも重要なことのひとつに
「求人・採用」があります。

どんなお店なの?と聞かれたときに
料理で差別化をしているお店は少なくありません。

では求人はどうでしょうか。
「人が欲しいなあ」
「どこで募集するの?」
「うーん、求人サイトに載せようかな」
「どこのサイトが反応いいんだろ?」

こう考えてるお店がほとんどで
求人に関して考えてやっている、
選択肢がある、というというお店は少ないです。

17年お店をやってきて
ありがたいことに人に困ることなく営業してきました。
また、まわりのお店を見てもスタッフが
常に揃っているお店はその店独自のやり方が
あるように思えます。

求人・採用にもコツがあり、事例を通して
経営者、人事担当、各店舗の人手不足解消のヒントに
なれば幸いです。
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さて、ひとりで営業しているお店を除き
多くの飲食店では、アルバイトを雇用しています。

求人をスタートするときに一番最初に
することとはは何でしょうか。

求人媒体を探す、費用を調べる、
時給・待遇を決める

色々ありますが、
私が考える求人活動の初めの第一歩は

「どんな人にきてもらいたいか
 具体的にイメージすること」ということです。

「イメージすること、と言ったって
いい人がきてほしいに決まっているじゃないか」

そう言われることがあるかもしれません。
では「いい人」とはどんな人をさすのでしょうか。

一般的に飲食店では、
明るく元気な子は喜ばれそうですが
お店や仕事内容によっては
寡黙にコツコツ仕事ができる人が
「いい人」なケースもあるでしょう。

また、一概に「アルバイト」と言っても
高校生なのか、大学生なのか
社会人の掛け持ちなのか、フリーターなのか
はたまた主婦のパートさんなのか
職務経験がある方がいいのか
なくても大丈夫なのか、
年齢や環境、スキルは人によって違います。

まずは自分のお店の「いい人」を決める、
どんな人に働いてもらいたいか、です。

そのイメージが明確であればあるほど
募集のときに使う言葉も変わりますし
面接時にもどんな人材を採用するか、の
判断基準になります。

応募があり採用したものの、
お互い思ってたのと違ってた。

そのボタンのかけ間違いのスタートは
そんなところから始まってるように思います。

私のお店では
①家族と仲がいい人。
②運がいい人。
③自分の好きなことを楽しく話せる人。
④大人な辞め方ができる人。
⑤私と1時間以上面接できる人。

こんな人にきてもらいたいと決めています。

お店によって、欲しい人材は違って当たり前。

皆さんのお店はどんな人に
働いてもらいたいと思われてるでしょうか?

『人に困らないお店は・・・』
働いてもらいたい人を具体的にイメージする。







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