人に困らないお店10「採用の失敗は教育では取り戻せない」
こんにちは、サイヨウの哲です。
今回のお話は私が独立して2、3年目のころ、
友達に教えてもらった言葉のお話です。
当時面接した子が17歳くらいで高校を中退、
仕事の経験もなく、話しをしていても
「この子仕事続くかな?」と不安を感じていました。
「今まで何も続かなかったからここで変わりたい」
そんなことを話してくれて、
当時の私は、人は変われる、うちのお店で
なんとかこの子を自立させたいと思い、
懸念してたことは目を瞑り採用。
しかし、私の指導力が足りなかったこともあり、
半年ほど働いてくれましたが、その不安は的中し
しんどかったのでしょうか辞めてしまいました。
ちょうどそんなときに他業種の友達と話をしてると
こんなことを言われました。
「採用の失敗は教育で取り戻せないよ」
ここが不安かな?と面接で感じたところが
原因で人は辞めることが多いから、と。
これはこの働いてくれていた子が悪いという
話ではありません。
あくまでお店とその子の相性の話です。
働いてもらってから教育しようとか
実際に一緒に働かないとわからない、
と採用してしまうケースは多いと思いますが、
面接の段階で「大丈夫かな?」と感じたら
採用をしてはいけません。
ボタンを最初掛け違えるとずっとズレ続けます。
ウチよりも合う職場はあるでしょうし、
「とりあえず・・・」はお互い不幸になります。
振り返ってみると、あまりいい辞め方をしなかった
子は採用を甘く考えていたなと思います。
今は面接時間をゆっくり取って
そのミスマッチをできるだけ少なくするように
していますので長く続く子がほとんどです。
次回は面接時間についてお話していきます。
『人に困らないお店 採用に力を名一杯入れる』
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