見出し画像

のんちゃん就職先内々定。色んな思いがこみ上げます

こんばんは。
またまた、こんな夜中に更新www
パン焼きながら書いています(*´艸`*)

どんな週末でしたか?
私は、久しぶりに徹夜しました。
年にはかないません…

今回は、長女のんちゃんが就職先に内々定した話をします。
まだ、内々定なので”仮”の状態です。
今度、面接を受けるので今日の更新は完成した話ではありません。

長女のんちゃんの紹介をしますね。

  • 特別支援高等学校3年生

  • 自閉症スペクトラム

  • 軽度知的障害

  • 喜怒哀楽激しめ→多分反抗期に入ったかな💦

赤ちゃんの時から、本当に手がかからない女の子。
いつもニコニコして礼儀正しく、悪さをすることもない、何かが欲しいと言うこともない。
人見知りせず、ポヤ~っとホンワカのんちゃん。

ね、今考えると怪しいよね。
保育園の時までは、本当に何かおかしいなんて思わなかった。
生活が一変したのは、のんちゃんが小学校入学してから。

小学校って、みんなと楽しく行くもんだと思ってた。
全く違って、地獄の幕開け。
来る日も来る日も、校門の前に来ると私にしがみつきギャン泣き。

学校では、おもらしして帰ってくる。
ニコニコしてるから、叱られても反省したように見えない。
→学童の先生「この子、反省しないんですね。」
とまで言われる。

突然始まるイジメ。
背後から蹴られる、上級生の男の子から毛髪が茶色いと投げ飛ばされる。
今の私なら、学校に乗り込んでた。
けど、仕事に重心を置いてしまって今じゃ考えられないほど厳しかった。

学習面も、全くついていけず。
一枚のプリントに3時間。
宿題の意味も知らなかった。

学校の担任に「なんか、周りの事違うんじゃないか」と毎年しつこく聞くけど「やればできる子です」で終了!!
転機が訪れたのは、オッチビが1歳半で発達障害と診断され療育センターに通うことになった事。

のんちゃんが、周囲と違うことを確信した。
毎日のように担任からかかってくる「お勉強、出来ていません」の電話にくいついた。
担任「…グレーだと思います」
ハヨ言わんかい💦

そこから、ばたばた診断受けたり田中ビネー受けて。
田中ビネーの結果を聞きに行ったときの事は、今も鮮明に覚えてる。
「一瞬時が止まる」って表現があるでしょ?
本当にあると思った。
発達年齢が6歳半の子に小学4年生の学習・生活スキルを理解するなんて無理に等しい。

何てことをしたんだろうかと、今もずっと背負ってる。
のんちゃんが普通級では難しいのが判明したので、特別支援学級のある学校に迷わず転校。
引っ越しもした。

ここから、のんちゃんの成長快進撃!!
素敵な先生に出会え、将来どのような学校に行くのか早い段階で見学にも連れて行ってくれた。
のんちゃんが、ある日学校に行けなくなっても暖かく見守ってくれた。

でも…
イジメは無くならない。
辛いはずなのにね。
表情が追い付かないのよ。

色んなことがあったけど、小学校を無事に卒業。
さあ、ここからが試練の始まり。

中学校の特別支援学級は、のんちゃん入れて3人。
3ん年生2人、1年生のんちゃん一人。
教室も、通常きゅうから離れた離れ小島。

中学校の障害に対する考え方が嫌というほど分かった。
端にやられ、学校の連絡事項も届かない。
単刀直入に言うとね
「差別的対応」
だった。

だから、担任の先生以外は障害に対しての知識も全くない。
担任の先生も、女の子を受け持ったことがなくどう扱っていいかわからない。
それでも、のんちゃんは休まずに登校した。
ニコニコのんちゃん。

のんちゃんは、最強の運の持ち主かもしれないと感じたのは、中学3年生の時。
担任の先生が変わった。
女性の先生で、のんちゃんのおばあちゃんに年が近い先生。
お上品で朗らか。
でも、パワーが凄かった。

ここから、先生と二人三脚で高等部入試まで駆け抜けました。
中学3年生の時の担任の先生は、暖かく母のような存在。
コロナ禍で卒業式のプログラムが削られる。
大変だったろうに先生は、卒業式の数日前にのんちゃんのためだけに卒業式の予行練習をしてもらって、そのあと教室で卒業式をしてくれた。

そして、こぎつけた今がある。
高等部で初めてお友達ができ、恋をして青春を楽しんで。
のんちゃんの通う高等部は、就職につながるよう1年生から職場実習がある。

ただ、コロナのおかげで1年生の時は実習できなかった。
2年生からやっと始まった実習も満足にはできていない。
3年生になると、進路を決める面談をする。

そこで話し合った内容に沿って、進路の先生担任の先生で実習先を探し進めてくれる。
3年生になって、他の生徒さんたちが次々実習に行くのをのんちゃんは、焦りながら見ていました。
中々、実習の話が来ないと。

のんちゃんが志望するのは介護職のデイサービスセンターの仕事。
沢山のことを覚えることが苦手なため、利用者様が30人ほどまでのデイサービスを希望した。

みんなに後れを取る事3か月ヤット実習先が決まった。
バスでも徒歩でも行ける距離。
面談を経ていざ実習へ。
実習先の施設は、特別支援学校高等部の卒業生を受け入れた実績があった。

実習先では一生懸命な姿を評価していただき、仕事を覚えるのも早かったとか。
実習最終日の反省会では、責任者の方から「良ければ、次回も・・・」と嬉しいお返事。
飛び上がりたいが、そんなことは出来やせん。

のんちゃん自身も充実していた実習だったそうな。
夏休みに入り、我が家ではコロナが流行。
そんな中、のんちゃんの担任の先生から一本の電話。
「お母さん!内々定ですよ!のんさん我が学年で最初の内々定者です」
嬉しい。。。

当の、のんちゃんは超クールな反応でしたw
こうして、一歩ずつ私たち夫婦の手からのんちゃんは離れていく。
嬉しいこと・悲しいこと・悔しいこと色んなことがあった。
きっと、今からもっと辛いことがあるかもしれない。
きっと、今からもっと楽しいことがあるかもしれない。

小さくて、ニコニコしていたのんちゃんがいつの間にか一人の女性へとなっていく。
まだ、内定ではないので面接がありますがきっと大丈夫。
不採用でも採用でも大丈夫。

もう少しだけ、パパとママのところにいてね。

ってことでパンが焼けました!!

ミルク角食✨
それでは、また(@^^)/~~~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?