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美術展覧会の絵画は一期一会

私のnoteは毎回、山田五郎さんの動画のリンクを貼るところから始まるのですが、今回も同じく、リンクを貼るところから始めたいと思います。

昨日、この動画を見ました。


そう、ロンドンナショナル・ギャラリーに所蔵されてる”ウェリントン公爵の肖像画”についての動画です。

ロンドンナショナル・ギャラリーと聞いて私はピンと来ました。

そう、私が人生初めて、高校生の頃に行った美術展が上野で開催されたロンドンナショナル・ギャラリー展でした。

当時の私は絵画の知識何一つなく、教科書に載っている絵画しかわからなかったため、モネの睡蓮とゴッホのひまわりを楽しみに足を運びました。

2年越しにこの展覧会のことを思い出すとは思っていませんでした。
なんなら、昨日この動画を見るまで思っていませんでした。

しかし、山田五郎さんの動画を見たことにより私は、当時を思い出し懐かしい気持ちになることはなく、不安な気持ちが一気に湧き上がってきました。

まさか、ロンドンナショナルギャラリー展にウェリントン公爵来てないよね、、、


私は見た記憶も何もありません

見ていたら絶対に覚えているはずです。だって、ウェリントン公爵はナポレオンを2度も破った英雄です見逃すわけにはいきません。

当時高校三年生。
いくつか前のnoteをみればわかるのですが、当時の私は世界史オタクでした。

山田五郎さんの動画に出演している和田さんもよく「ナポレオン!」と答えるように、ナポレオンは世界史の顔と言っても過言ではありません。

しかし、これは私だけの考えかもしれないと思い、高校2年間一緒のクラスで世界史の授業を受けていた友達に聞いてみました。

友達は忙しかったのか私がバイトをしている時に返信が来ました。

世界史が嫌いなのに覚えていたのはまさかのルイ3世。

ルイ3世ってそんなら有名な人だったっけ?私の記憶にはルイ14世がヴェルサイユ宮殿を作ったことしかありません。
世界史のつまずく場所ですよねルイの多発。

ナポレオンという言葉が出てこなく、私は悔しくなりました。そしてもう1人友達に聞いてみました。

直ぐに返信が来ました。

もう私は諦めました。


世界史の顔をナポレオンだと思っていたのは私だけだったみたいです。


しかし、山田五郎さんのYouTubeファンとして、和田さんの大好きなナポレオンを二度も破ったウェリントン公爵を見逃していたら私は切腹案件です。


私は来日していないことを願いながら2年越しに作品リストを見返してみました。

見つけてしまいました。

私はショックで膝から崩れ落ちました。
だってこの顔見たら絶対忘れないでしょ。
しかも盗まれた絵画だなんて、、、

どうして話題になっていなかったの!!!!!!!!!!

私はピリピリし始めます。
展覧会に行く前、初心者ながら美術展の見所の動画を見ていきました。

しかし、記憶に残っている限りではこの絵は展覧会の見どころとして解説されていませんでした。

ロンドンナショナル・ギャラリー展ではゴッホのひまわりを始め、レンブラント、モネ、フェルメール、ターナー、カナレット、ルノワール、ドガ、初めて絵画鑑賞をする人でも馴染みのある画家の絵がたくさん来日していました。

このような豪華なラインナップが揃ったことにより、ナポレオンを2度も破ったウェリントン公爵は霞んでしまったのかもしれません。
そして、日本人は印象派が好きな傾向があることも原因かもしれません。

しかし、もしかしたら私が見た動画が見どころとして紹介していなかっただけなのでは、と思いロンドンナショナルギャラリー展のホームページを見てみました。


ロンドンナショナルギャラリー展ホームページ

ちゃんと紹介されていました。

しかし、盗まれた絵画とは書かれていません。
どうしてだろう。盗まれた絵画って魅力的に聞こえると思うけど、、、
調べたことにより疑問が残ってしまいました。


疑問は残っていますが今回を機に私は思いました。

美術展の絵は一期一会だと。特に、簡単に行くことは出来ない海外の美術館所蔵の絵画はまさにそうだと。

これは、一期一会の使い方合ってるのか?タイトルを長い間悩みました。
そこで、Google先生に頼りました。

さらに「これからも何度でも会うことはあるだろうが、もしかしたら二度とは会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい」と言う言葉。
Wikipedia

今後2回目、この絵画に出会うことがあるかもしれない。

しかし、「この絵とはもう二度と会えないかもしれない」そう思いながら鑑賞することが大切。


一期一会に当てはまってますよね?
高校時代、国語のテストの点数が悪く、再テストになった事がトラウマで日本語には自信がありません。

ウェリントン公爵のこの肖像画もしっかりと鑑賞をしていたらこの疲れている顔を覚えていたはずです。そして、金曜日から始まる映画「ゴヤの名画と優しい泥棒」をより一層楽しめていたかもしれません。

今の私はこの絵がどのくらいのサイズかも覚えていません。

今後は、一つ一つの絵をじっくり鑑賞していきたいです、このようにnoteを締めるべきかもしれません。
しかし、私は絵画を一つ一つ鑑賞していたら確実に後半バテてしまいます。

展覧会の最後って大体その展覧会の目玉が来るじゃないですか。
だから、体力は最後まで温存しておきたいところです。

えぇー、じゃあどうしたらいいの、、涙

来月、メトロポリタン美術館展に行くのでそれまでに考えたいと思います。

次回、メトロポリタン美術館展に行った感想に続く


そして、さっき友達がチュラロンコンの好きなところを教えてくれました。

私は聞く人を間違えてしまったようです。



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