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「趣味は映画鑑賞です」の心理戦

趣味は映画鑑賞と謳いながら
ショーシャンクが好きという人は
にわかだという定説がある
実際に一理ある

通ぶってショーシャンクを蔑むのは
ナンセンスだし
事実ショーシャンクはいい映画だ
「趣味は映画鑑賞です」の一言が
高次元化しすぎている

何の映画を例としてあげるかはさておき
この高次元構造に違和感を持つ者は
「趣味は映画鑑賞です」と
言う権利があると思う

というのが現段階の本音

では自己紹介で言う好きな映画の
正解は何だろう

トレスポやパルプを好きって言ったら
映画をファッションとして
消費してる人みたいになるし
ウォンカーワイやウェスを好きって言ったら
ポパイ映画特集っぽくてあざとい
アピチャッポンはニッチすぎて胡散臭い
マーベルは
マーベルだけが好きな人みたいになる
フィンチャーやノーランでは
映画好き感はない

でも間違いなくどれもいい映画だ
周りがどう思おうと
好きを変えることもできない

そんなわけで最近
好きな映画はスターウォーズ
と言うのが
一周回って正解な気もしている
古典でありながらSFで
人気シリーズかつ巨匠製作
結局スターウォーズに帰ってくる
みたいなとこは間違いなくある
オビワンはかっこいいし
多くの映画好きもほぼほぼ
経由している作品なのではないだろうか

でもこんなこと考えて
好きな映画を好きだといえないことも
甚だ違和感を感じる
俳優や監督、年代ごとに
分けて掘る人は
信用できるのだが
ただネトフリを見てるだけで
映画を趣味というと
シネフィルの反感を買う可能性があるので
軽々しく映画が趣味と言わない方が吉だ
ということだけ覚えておいて欲しい

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