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二年間のまぼろし - 消えた小5英語(その1)

前回予告した、二年間の「つなぎ」用教材の小5篇、ちゃちゃっと見ていきましょう。

以下はもくじ。

ああ、2020年度スタートで現在小学校で行われている小5~6での英語「授業」にすでに準拠しているなーって感じです。

現在(2023年度)の小5英語教科書についてはすでに分析したとおりです。それにかなり近い作りである一方で、小3~4での「活動」教材の匂いも濃厚という、なんというかまさに「つなぎ」だなーって感じです。(小3小4での教材についてはそれぞれすでに分析したとおりです)

どのあたりが小3、小4の「活動」教材っぽいかというと、たとえばこれ。

音声を聴いて、上の段と下の段を線で結ばせるという課題、小3~4教材で毎回用意されていました。前に分析したとおりです。一方この年度(2018~2019年度)の子たちは英語「活動」が小5スタートなので、同じような課題を小5で行うのでしょう。ちなみに今の小5教科書ではこういうの払拭されています。記憶がいいかげんなので違ってたらすみません。たしか今の小5英語教科書ではこういうの払拭されていると思います。「つなぎ」教材ですねまさに。

この Unit 1 の冒頭はこんな風です。

続くページがこんな風。



小3用「活動」教材(2018年度より現2023年度まで使用中)と、小5用「授業」教科書(2020年度より現2023年度まで使用中)の折衷という感じです。一単元あたりのページ数が小3のより多めなのは小5生ゆえでしょうね。

そうそうこの単元で8コマ使います。週2コマとして4週ですかそうですか。


つづく

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