偽物だ
例えば、人間とはこうあるべきだ。だから、こういうことはしない方がいい。こういうことはした方がいい。という大人がいたとする。
彼らはそれらの表現が単に彼らの願望であることを無視している気がする。
教授が独自の絵画論でゴッホを否定していた。そして別の芸術家を持ち出していかに彼が偉大で知的で、才能に満ち溢れていたかを語っていた。
ゴッホ、大好きな僕はあの話が終始退屈だったが、問題は教授がその芸術家について詳しいことと、教授の描く絵がどれほど、偉大かということである。
僕が言いたいのは、理想論を持っていればまるで自分はその論を卒業できているのはと錯覚している者が、あまりに非常に多いような気がしているということだ。
そのままでは、概念的歪みが生じるではないか。やはり、対話はわたくしとするべきなのか。
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