日記的なもの 2022年12月4日

・朝から仕事。部屋が寒い。去年までエアコンがなかった部屋。どうやって凌いでいたのかもうわからない。当たり前のようにエアコンをつける。設定温度26度。まだこれが高いのか低いのかよくわからない。快適すぎておかしくなりそう。もうだめ。戻れない身体になってしまった。

・仕事の昼休み時間に車で少し買い物に出かける。DIIVのライブ盤を聴く。DIIVは2013年のフジロックでたまたまライブを観てぶちのめされたアメリカバンド。偶然出会ったこともあって、妙に思い入れが強くなっている。あれからもうすぐ10年経つ。

ライブ盤は半分アコースティック編成でしっとりした演奏をしているやつ。シューゲイザー的な轟音バンドなので、こんなことができるバンドになっていたのかと驚いた。楽曲は基本的にシンプルなコード進行のループが多いのに、ぜんぜん単調じゃなくてドラマティック。編成がシンプルになった分、曲のよさは際立つ。

・今日の深夜、毎週やっている配信ライブ「深夜の小躍り」の日。ここにこうやって毎日文章を書くことも、定期的にライブ配信を行うことも、最近はどっちもそんなに楽しいぜ!みたいな気分になっていない。理由はけっこうはっきりしている。歌もの用の作曲は楽しいから。かと言って定期的にやってることを止めると、結局他のものごとに綻びが出る。全体でバランスを取っている。というのはただそう思いたいだけか。

日常が慌ただしいから、やらなければならぬことが疎かになる。というのはまちがえている。どれだけ時間がたくさんあっても、小学生のころから宿題はめんどうだった。日常は、いいわけに使われやすい。こっちの身にもなってみろと、日常は言う。

自分に降りかかる自分せいではない何か。それもけっきょく自分の手札であって、誰のものではない。誰のせいでもない。世の中そういうことだらけだ。

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