日記的なもの 2022.11.24

たぶんこの1ヶ月間近く悩んで考えてきた、歌もの計画をどんなふうにやるかという問題の答えというか、それっぽいものの、さらにその足がかりになりそうな方法が少し見えてきた。

けっきょくのところ、ふだん使っている Logic というソフトの、なんとなくあんまり好きになりきれないけど、いや、でもお前やっぱりあんまり非の打ち所がないよなぁ、みたいな部分を愛してやろうという前向きなのか後ろ向きなのかよくわからない気合いが、ちょっといい方向に向かいはじめた。

今どきの音楽制作ソフトはもうほんとうに多機能で、数年使ってきた今でも「そんな便利な機能があったのか!」と驚かされることもぜんぜん珍しくない。しかもそれだが有名どころ全部のソフトでそうなので、言ってしまえば何を使ってもやろうと思ったことだいたいできる。あとは好きになれるかどうか。それしかない。

俺は今、Logic と一緒にもうやっていこう、共に生きよう!みたいなことを思っている。実際にそうなるのかどうかは別として、「Logic、君に決めた!」みたいな気分である。

「どんな音楽を作るか」を悩んでいたはずだったが、けっきょく「どうやってやるか」のほうが重要だったらしい。自分が作る音楽なんて、どんな状況で環境でも案外変わらない。

ソフトウェアとバンドを組む。そんなところだろうか。俺はずっとメンバーを探していたのかもしれない。

演奏はうまいし、悪いやつじゃないけど、なんとなく人間として合わないなぁと思っていたバンドメンバーとはじめて飲みに行ってみたら、クレイジーな性癖あると聞かされて「いや、お前イカれてるな!笑」思ったらちょっとそいつのことが人間として好きになっていた、みたいな。そんな感じ。

いや、ちょっとちがう。けど、そんな感じ。

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