日記的なもの 2022.11.26

今考えてること。

歌もの作品をどうするか問題。サンプラー単体でにアンビエント作品をまずは作り、それを環境として扱う。それとは別にパソコンで作った音を使って、ミニマルな歌もの曲を演奏する。

できる限りこれまでやってきたことと、これからやりたいことをうまくミックスしたい。これまでやってこなかったことは、自分がうまくできていると思っていても、実はたいしてそうでもないですとあとから思うことがこれまでけっこうあった。

たとえばハウスミュージック。俺はドイツのミニマルなハウスが好き。なのでときどきそれっぽいものを作る。たしかにそれっぽくなるし、決してダサくはないとも思う。ただし、何かがかける。おそらくその何かは、その環境に身を置いた長さなどから生まれる感覚的なもの。出そうと思って出せるものではない。なのである程度そういうものを作っていた時期はあったものの、なんとなくイマイチなものを量産しているようで、そして現場でやってきたかどうかが問われる音楽であることも含め、深追いするのをやめた。

そんなふうにこれからやることで、後戻りしなければならなさそうなものに対して安易に手を延ばさないほうがいいと思っている。

これはもうある意味ズルい話かもしれないけど、真っ向からやれることをどれだけうまく馴染む形でミックスして、俺らしいものにするかが鍵になると考えた。だから、アンビエントをちゃんとアンビエントとして扱うのが、今のところベストなのではないかと考えている。

何歳になっても新しいことは始められると、俺自身も本気で思っている。ただ、それが芸レベルにできるかどうかはかんたんなことでもないと思っている。

音楽はそういう意味でやっぱり芸であってほしい。ハッとさせたいし、おどろかせたい。

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