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企画展【装画の仕事】4/13~4/23

東京で開催される企画展のお知らせです。
私自身は在廊できませんが、装画と書籍を展示します。

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装画の仕事
■会場:gallery DAZZLE
    東京都港区北青山2-12-20山西ビル101
■会期:2021年4/13(火)~4/23(金) (月曜休)
■12:00~19:00 (最終日17:00まで)

2020~2021年初頭に出版された書籍の装画(表紙絵)の原画+書籍を展示します。イラストレーター36名の仕事をご覧ください。

2021年展示作 『この本を盗む者は』

著者:深緑野分 氏
版元:KADOKAWA
編集者:榊原大祐 氏
デザイナー: 鈴木成一 氏(鈴木成一デザイン室)

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イラストはデジタル製作なので、印刷物を展示…という形になるのですが
実際のブックカバーより少し大きいサイズ・明るめの色でお見せします。
(ブックカバーは比較的ダークな色味になっているのです)

4/21追記
ギャラリーさんから展示風景の写真をいただきました!

(※総勢36名の展示なので実際はもっとたくさんの作品があります)

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ギャラリーさんのTwitterで個別の作品が拝見できます。
展示作だけでなく書籍も丁寧に(イラストが裏までまたがっている本は裏表紙も撮ってくださっています)紹介してくださってるのが嬉しい。
なかなか東京まで行けない地方民にはこうしたweb展示がとってもありがたいです。

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また物販コーナーにて1種だけポストカードを置かせていただいております。
『この本を盗む者は』ご依頼のきっかけのひとつになった個人作↓



「装画の仕事」展では、著者・イラストレーターだけでなく
ブックデザイナー(装丁家)さん・担当編集さんのお名前も掲示されます。

読者として本を読むだけならあまり意識しないかもしれませんが、一冊の本を世に送り出すには本当にたくさんの人が頑張ってらっしゃいます。
今回の展示では、2021年1月に逝去された担当編集者・榊原大祐さんへのお悔やみの言葉も掲載させていただきます。展示へのお誘いと訃報をほぼ同時にいただき、ささやかでも何かできないかと各方面へお願いして実現させていただきました。ご許可くださった皆様、ありがとうございました。

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私にとっては本書で初めてお仕事させていただいた方ですし、
深緑先生や現担当編集さん、関係者のみなさまに比べればお付き合いした時間はとても短いのですが…
直接お仕事でやりとりしていた方の訃報は初めてなので、やはり衝撃でした。本書の装画はコンペ形式で採用されたので作画時点でのやりとりはほぼなかったのですが、その後、特設サイト用マップや拡材についてのお仕事をいただきひとつひとつ丁寧にご対応くださいました。
今回お悔やみの言葉を掲示することで、
ささやかながら誰かの慰めにもなれたら、と思います。

宮崎ひかり3

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2020年の展示風景はこちら↓




サポートしていただいた売り上げはイラストレーターとしての活動資金や、ちょっとおいしいごはんを食べたり映画を見たり、何かしら創作活動の糧とさせていただきます。いつも本当にありがとうございます!!