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装丁の想定

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PrivateWorks / 実在する本の表紙に使われるイラストをイメージして、個人的に制作した絵のシリーズ
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#ミステリー

装丁の想定『バスカヴィル家の犬』

「装丁の想定」 実在する本の表紙に使われるイラストをイメージして、個人的に制作した絵のシリーズ。2010年くらいから細々と描き続けています。 こちらは2017年の作品。 日本図書設計家協会さん主催「第5回 東京装画賞」にて東洋インキ賞をいただきました。 実在する本の装画を描き、ブックカバーとしてデザインした状態で応募するコンペです。イラストだけでなくカバーデザインまでやるコンペはちょっと珍しいですね。 『バスカヴィル家の犬』 著:アーサー・コナン・ドイル 名家バスカヴィル

装丁の想定 『人間椅子』

noteでご紹介する作品第1号は、2016年作のこちら。 『人間椅子』 著:江戸川乱歩要するに、椅子の中に潜む人間のお話。 乱歩の中でもお気に入りです。まー気色の悪いお話なんですが、語り口調がテンポよく読みやすい。そしてオチが清々しく、意外と読後感が爽やか。 乱歩初心者にもよいのではないかなーと個人的には思います。 直観でゾワッと、気持ち悪い!と思ってもらえたら嬉しいなぁと思いながら描きました。グロいのではなく、上品ながらもおぞましい、触感に訴えかけるものにできたらいいな