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はじめまして、GADARAです。

はじめまして、GADARAの柳原です。

普段は素材に軸足を置いた渋谷にあるクリエイティブエージェンシーで働きつつ、友人たちとつくったものづくりユニット「GADARA」で作品制作を行っています。

GADARAはぼくが大学院の同級生しみとたけこしとで結成したインタラクションデザインユニットです。(僕は社会人経験後に大学院に入学したので、二人より少し年上です)
作品の特徴としては自然物の持つテクスチャーや構造の持つ面白さに着目した“道具をつくっている“ということが挙げられます。道具をつくっている人たちはたくさんいると思いますが、ぼくたちの作品の特徴としては大量生産を前提としたものづくりを疑い、感性的に使いたくなるような道具の可能性を探求したいと思ってます。とくに注目しているのが自然物です。
例えば、多くの人が子供だったころ(もしかしたら大人になってからも)公園や海に行った時に手触りが良いと思う石や流木を家に持って帰ったことはないでしょうか?

実用的にはほとんど役に立たないかもしれませんが、「なんかそばにあると落ち着いたりええ感じがするわ〜」そんな気持ちを起こさせる自然物からヒントを得てものづくりを行なっています。
主な作品には“石”や“木”などの自然物を回転させることでスピーカーの音量やライトの明瞭など人の環境をコントロールすることを目的とした「Hack the Natural Objects」やキリンの首の構造の特殊性に着目し、人の作業を支えることを目的とした「MAMMALIANISM LIGHT」などがあります。

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Hack the Natural Objects

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MAMMALIANISM LIGHT


自分たちでもできてからしばらくすると、「なんでこんなんできてんやろ?」となることもあるのですが、楽しみつつ活動を続けてます。
これからこのnoteを通じて作品紹介や影響を受けた作家さんなどに触れていけたらと思います。


ちなみにGADARAの名前は中島らもさん作の「ガダラの豚」から引用させてもらいました。この作品は民族、宗教、メディア、呪術などの話題がごった煮の自由な世界感が特徴で、ぼくらも一見つながらそうなキーワードを自由につなげていけるようなものづくりを行っていきたいと思っています。(超オススメの小説なのでぜひ!)

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