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日記 麻薬の話をしているようでしていない

2019/05/29

 最近大麻と覚醒剤に関する報道が多い。
個人的に著名な芸能人の大麻、覚醒剤使用のニュースは全く興味が無い。
文科省の官僚が違法薬物を勤務中に使用していたニュースは流石にヤバいと思ったけど。

 大麻は使用方法を守れば無害であるとか一定の薬物を合法にしようとする運動とか、インターネット上では以前より薬物に関する情報を目にするようになった気がする。
 
 しかし、Twitterにいる怪しげなマリファナ推進者たちの怪しさがすごい。彼らのツイートを見たらわかるのだが、大体が常にマリファナの話をしている。推進のためなのかもしれないが、逆に不安になってくる。

 漫画やアニメの中に出てくるドラッグにはアウトサイダーでダークなかっこよさを感じたりするが、現実と切り離して考えているので私個人薬物使用への興味は無い、本当に。
しかし、私が好きなキャラクターの一人であるゴールデンカムイの鶴見中尉は、作中でアヘン栽培を進めている。公にアヘン栽培を肯定することは気が引けるが、彼の人物像にはよく合っている。あくまでも漫画の話なので。

 高校生の時、オランダのアムステルダムへレンブラント、フェルメール、ゴッホの絵画を観るために行った。
オランダは麻薬が合法の国だけど、とても穏やかな国だった。実際に吸っている人は見なかったし、治安も特に悪くない。そしてオランダの人々は今まで見た国の人々の中で一番優しかった。薬物が合法であるものの規定や整備が取り締まりされているみたいだ。
 オランダという国は、東インド会社など世界と貿易をしていた歴史があるから薬物に対する意識も日本とは違うんだろうなと思った。

 飲むマリファナ、魔性の酒と呼ばれる酒がある。
それはアブサンという名前の酒だ。昔は幻覚作用のある薬草が使われていたこともあり製造禁止になった歴史があるらしい。
私はだいぶ前にパスティスという酒を買った。パスティスはアブサンが禁止された時に代用で似せて作られた酒で、フランスでは食前酒として一般的な酒だ。味は薬草系で八角の味、好き嫌い別れる。
 ピカソ、ゴッホ、ロートレック、太宰治等と自分の好きな作家がアブサンを飲酒していたらしいから飲んでみたいけど、度数が70度とかあるらしい。全く、いかにも太宰治が飲んでいそうな酒だなと思う。
 また、アブサンシーソーという飲み方やアブサンスプーンとか、アブサンにまつわる周辺の話は結構面白いから気になった人は調べるといい!

 気付けばここまでギリギリセーフでギリギリアウトそうなネタで書いてしまった。読み返せば、これは個人的に麻薬といえばこういうのを思い出すな〜みたいな独り言だ。今さら書き直す気も起きない。日記とは何だったのか。

 麻薬ダメゼッタイポスターを最後に置いてこの日記はおしまい。