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「川の字のススメ」プロジェクト②

現在papakosoでは「川の字で寝る」をテーマに家族用の布団を開発中です。
川の字のススメプロジェクト①はこちら

1stサンプル修正

この日は1stサンプルを前にミーティング。修正箇所の確認をしました。
現時点では知財の関係で詳細はまだ明かせませんが、これまでに無い家族用の布団が出来上がる予定です。

今回の企画では細部にまでこだわっています。

①仕様:特許出願準備中のためシークレットです。
②機能:特許出願準備中のためシークレットです。
③素材:ポーランド産の高品質ダウンを使います。
④生地:ウォッシャブルで軽量
⑤生産:日本製です

こだわっている為、コストもシビア。
何度も電卓をたたき、無駄を省きながらも長所を伸ばす作業。
作り手の満足ではなく、ユーザーの使い勝手を重視して進めています。

Hさんの背中から哀愁を感じます。
(乃が美の生食パンはお土産です。賄賂ではないです。)


羽毛の産地について

羽毛は天然のエアコンとも呼ばれ、湿度や温度を調質する優れた機能を備えています。湿度が高いときは羽毛が閉じ通気性を高め、寒いときはたっぷりと空気を含みふくらみます。

産地としては、北緯45度~53度に位置するポーランドなどの地域は、ダウンベルトと呼ばれ高品質のダウンが採取されることで有名です。
今回の川の字のススメプロジェクトで使用するのもこのポーランド産の高品質ダウンです。

以前、羽毛布団も産地偽装でニュースになったことがあります。
購入時に中身を見ることができない羽毛布団だからこそ、どこで採取された羽毛かわかることが重要だと考えます。


農場指定の羽毛原料を使用

papakosoの羽毛布団に使用する羽毛原料は、産地指定・農場指定。
指定工場が出資するポーランドの合弁農場から手配した高品質羽毛原料のみを使っています。
だから安心。

現地で丁寧に洗浄された羽毛は、輸入後に高温のスチームで殺菌。
この設備も羽毛布団専業工場ならではです。

さらに冷却して乾燥させることで塵やほこりを取り除き、さらに羽毛が存分にふくらむようにパワーアップを施します。
また、きれいになった羽毛を側生地に充填する際には、薬品を使わず独自の技術でオゾン処理で防カビ・殺菌・脱臭処理を行います。
こうしてふっくらふくらみ、衛生的な羽毛布団ができあがるのです。

正直なところ、羽毛については申し分なし。
大手さんの高級布団に使われる内容と全く遜色有りません。

尚、papakosoの羽毛布団は、自社や工場の基準に加え、日本羽毛製品協同組合、日本寝具寝装品協会の基準もクリアしています。

もちろん、こだわりはまだまだあります。

ウォッシャブルで軽い生地を採用

やはり布団は洗えた方がいいです。
小さい子は汗もよくかきますし、清潔に使いたい。
さらに、洗えたらすぐ乾く生地がいいです。
梅雨時や冬など、干す時間が限られたり、なかなか乾かない季節には乾きやすさも重要。

そこで今回選んだのは、綿混の軽量生地。
まず重さを比べてみたところ、一般的な綿100%の側生地よりも約25%軽量です。

側生地が軽いと良いことが増えます

まず、羽毛のふくらみを妨げない為、少ない羽毛の量でもふっくら膨らみます。

例えば、この画像のベージュ無地のほう。
これが今回採用の生地を使った布団ですが、羽毛の量は少ないのに、側生地に潰されないのでふくらみは大きいのです。
たくさんふくらむということはそれだけ空気を含むということですから、軽くて暖かいということになります。
(ちなみにこの画像はあくまでも膨らみ具合等を試すサンプルで、今回の商品とは羽毛の量は異なります)

また中身が少なくてもふっくら膨らむということは、当然洗った時に乾かしやすい。
つまり、体に負担をかけない軽さで、保温性もあり、且つ洗濯しやすい布団になるのです。

最高。

そして最大の特長は「機能性」です。

「川の字で寝る」ための特長的な仕様とは?
そして新商品は特許が取れるのか!?

to be continued

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